2011/06/01

Twitter まとめ ① トリアージ

ここから少し、自分の頭の整理のためにツイートの覚書を記録。

2011年3月1日(火)
加速つけて流れに乗って…片付けは進んでる。
でも、現実が追いかけてきて、さあ大変な状態です。
人間は、追いつめられると焦燥感から
さらに問題解決の効率を落としてしまいがちなのだと感じてる。

2011年3月12日(土)
電気と水がこないとこうなるんだな・・・
午前2時過ぎてやっと回復したので、すぐにテレビをつけた。
なんという惨状だ…言葉が出ない。

昨日はお時給仕事の職場にいて、
お客様を安全なところまで誘導したんだけど、本当に怖かった。
揺れる地面・店舗・電柱。すべての機能がとまった街がただ揺れている。

家族がバラバラの場所にいて、安否の確認まで何時間もかかった。
自分の無事だけが判っている状態で、何の情報も得られないままの数時間は、
腹立たしさも徐々に迷路のような不安に変える。


山口を連絡ポイントにして、都内と横浜と市内と町内で各自の無事を確認。
安堵したのもつかの間、帰宅方法が無い。
近場にいた2人は夕方にやっと合流。横浜と都内は身動きとれず、現地に泊る。
横浜は地割れと外壁崩壊をくぐり抜けての徒歩でかなり消耗したらしい。

都内は教師なので、帰宅できなくなった生徒と一緒に学校に泊った。
市内&町内の徒歩帰宅組も、広域で停電していて真っ暗中を
ゾンビのようにゆっくり歩く人々の群れに混ざって
真っ暗なコンビニで手探りでカップラーメンをゲット。

帰宅してみれば2部屋は書籍・書類・その他諸々が
散乱しているのを見て大きなため息をつく。
備蓄のローソクが尽きて、夜中にまたゾンビの群れに混ざって2時間探しまわり、
仏壇用の亀山ローソクをゲット。

電気に続いて、水道がいきなりストップ。お風呂に張ってあった水でトイレを流す。
飲用水は20リットル常に確保してあるので問題なし。

とにかく、情報が得られずに携帯の電池が切れて孤立した感が増した。
周囲一帯がすべてくれく手、聞こえるのは救急車の音だけだった。
それでも、怪我もなく雨風もしのげるんだから有難い。

時間の経過とともに、明らかにされる被害状況が理不尽に無慈悲に拡大していく。

電気がともった瞬間、何故か「ありがとう」と言っていたよ。

岩上さんのツイッター、信憑性はどうなのか?
某国立大学の理系関連の別情報筋から、原発は、もう既に限界は超えているので、
首都圏の人は関西方面へって話もあるみたい。
ニュースソースは不明なのでデマの可能性もあるけど。

******************

実家の母の病状がよくないのに…物事が起こる時には一気に起こる。

何かの終わり、何かの始まり。
だけど、その中でもできる事を精一杯やるのが人間。
何もかもをうまく収めることなんてとてもできない。
諦めるもの、犠牲にするもの、ちゃんと決めなくちゃ。
どんなに心苦しくても、万能でない人間のできる事には限界もある。

トリアージは医学用語だけど、そんな作業が人生の中にも必要な時がある。