10年ひと昔：3 ･･･気が向いたら。

そして、2020年。

おお、10年もの月日が経ったんだねぇと
多少の感慨も胸に、

久々にあちこち見てみたら・・・

リンクは切れまくっているし、
ほんっとに更新らしい更新なんて

ほとんどなかった。

ブログ自体も、

相変わらずのシンプルさ。

この変わらなさは、

怠惰の象徴のようだが、
実は、これでなかなか

忙しい10年ではあったのだ。

まあ、せっかく10年目だし（？）
今年はもうちょっとマメに

更新してみようじゃないか･･･

気が向いたら。

いや、ここからの1年で　

ちょっとは変化してみたいなと

ささやかな野望を・・・そっとつぶやいておく。

目標はこじんまり、
「せめて2～3日に1つくらいは何か更新しよう！」

このハードルの低さが、

挫折しない秘訣なのであり、

さらに言えば、

習慣の定着には時間がかかるモノ。

さ、言い訳波動砲は先にドンと一発放ったから、
後は地味～～～～に更新していこう。

･･･気が向いたら。

見ているのはほぼ家族だけ、

このくらいで丁度良い。

あんまり決意とかぶち上げて、

サボったりしたら
理屈っぽい理系家族から

絶対に突っ込みが入るし。

パワフルな体育系家族からは

軟弱もの扱いされるだろうし。

･･･自分の首を絞めるような

危険性を持った発言をして、

善意ではない解釈をされて

言質を取られるわけにはいかない。

この10年で身につけた、

楽しいスキルである。

…楽しくなんかなかったわ！

10年ひと昔：2 環境激変2011年～2019年

プライベートな状況の変化で、
首都圏の隅っこと本州の端っこを

頻繁に行き来するようになり、

自分以外の状況がめまぐるしく激変、
自分のための時間は、

細切れ時間をかき集めて作っていた。

要介護5の在宅介護というのは、

何年も続く乳児期の育児と同じ。

365日24時間、

いつ何があっても対応する。

この頃、

何度 救急車にお世話になっただろう。

SNSどころか、ブログだって

単なる時間の無駄としか思えず、
どんどん遠ざかった。

何度かの危険な状態の後、
在宅ではカバーするのが難しくなってきた頃、
救急車で運ばれてそのまま入院となった。

期限いっぱいの3ヶ月が終わる頃、
長期入院可能な病院に空きが出て、転院。

今度は毎日病院に通う必要は出来たけれど、
医療機関の中にいるのだから

緊急時にパニックにならなくて済む。

2017年は、

こうして少しずつ変化が始まっていた年。

不安や心配の中ではあっても、
自分の為に使う時間が増えて、

出来る事が増えた。

2018年は、

ラジオ体操にハマった夏を経て、

緩い運動を習慣化させた。

これは今も続いている。

ラジオ体操は頻度が落ちたけど(笑)

そして、秋の終わり頃に

大量のデータがぶっ飛んで、

書きためていた物が

きれいさっぱり異次元の彼方へ・・・

ある意味、

これも激動の一年だったorz

2019年は、

その前年の末あたりから、
自分が行動しやすいように

環境を変化させる事を

考えるようになった。

あれやこれや試行錯誤を繰り返し、
新しい習慣も増え、

効果のあったものは

改善しつつ定着させた。

結果として、

コントロール可能な範囲が多少は増えたけど、

相変わらず

家族の状況に右往左往していて・・・
気がつけば夏が終わっていたくらい、

高速で過ぎ去っていた。

大規模断捨離も始めたので、
家の中の空間が、徐々にスッキリしてきて

ついでに、

自分の身体もうっすら筋肉が増え、

贅肉が消えていった。

･･･ま、ほんのちょっとね(笑)

10年ひと昔：1 始めたのは2010年

ブログ自体を始めたのは10年くらい前、
本当にマイペースでのらりくらりと書いていた。

最初は自分のためのメモみたいなもので、

日記ですらない落書きの場所。
これは今でも変わりない。

2011年の3.11東日本大震災をきっかけに、
様々な情報が小さな脳内をぶんぶん行き交って、
更新頻度が一時的にぶわっと上がった。

その後、

そういった情報交換の場所での関わりから
良いこともあったけど、

嬉しくないこともそれなりにあったりして、

それがブログ更新から遠ざかる理由にも

なったかも知れない。

顔の見えないままの関わりは、
ちょっとでもバイアスがかかると

意外にしんどいものとなる。

しかし、年月の流れには実に素晴らしい効果がある。

当時は「何故、何の根拠で上から目線？」

と思った来訪者のコメントも、

「そりゃあ価値観の違いってヤツだよね」

で理解できるし、

全くの見当違いだった理不尽な干渉に対しても
「とんでもない勘違いって、意外と誰にでもあるんだねえ」

ですんなりと処理できる。

年齢を重ねると言うことは、
許せないものがどんどん減って、

自由になるって事でもあるのか。

もしくは、
心の物差し（スケール）の

目盛りが大雑把になって
多少のことは誤差の範囲として

受け入れられるようになってくるのか。

確かに、

年若い方が「許せない！」ってことは多い感じがする(笑)

されてもいない支配から

無理やり卒業しようとするよりも、

気持ちの良い距離とルールの中で
自分のやりたい事を見つけていく方が楽しそう。

今年は、

少しずつ時間を見つけて更新していく。

派手にぶっ飛んだデータを、
あちこちのメモの切れ端から拾い集めていきながら。

掘り起こしていく　過去の未熟