2011/06/05

なんでマスクしてないの?

今日は家族の大学院入試があって、
池袋・渋谷経由で横浜の方まで行って帰ってきた。

その行き帰りの中で、マスクをしてる人は10人以下。
…信じられる?
しかもそのマスクは、ほとんどがごく普通の前面だけのマスク。

私達はN95の、それでも若干目立たないデザインの
でも、きっちりと鼻も口も頬も顎まで包み込み
湿気がこもるくらいのヤツ(笑)

そりゃあ息苦しいですよ、汗もかきますよ。
でも、今はまだ、怖くて外せない。。。

昔々流行ったノストラダムスの大予言よろしく
目に見えない『恐怖の大王が空から降ってくる』んだよ?
何故、みんな、にこにこしながらマスクなしで歩いてるの?
目に見えないから?誰かが大丈夫って言ったから?

電車の中で見かけた、
生まれてまだ数ヶ月くらいの小さな可愛い赤ちゃんを抱っこした
若いお母さん…

幸せそうに愛おしそうに赤ちゃんに笑いかけてた。
私は、泣きそうな気持になった。

小さな命、守ってあげてください。
出来る限り…。
でも、見ず知らずの人をいきなりつかまえて
説得なんて出来ないから、

どこかで、何かのはずみでもいいから
放射線の怖さや、今、現実にこの日本で起こっている事
そして、まだ出来る事があるかもしれない事を

…ちょっとでも考えてもらえる機会のひとつに
なれたらいいなと
そんな風に、小さな事、出来ることしかできないから

無理なく、でも、弛まずに…
放射能の世界で生き残るために出来る事
ごくごく、普通の人が、お金をかけずに
愛する家族を守るために出来る事があるんだってこと。

今日本で起こっている事は、
いまだかつて人類が経験したことのない規模の大災害。
その深刻さと、犠牲者は
これまでのどんな戦争よりも悲惨な形で拡大していく。
チェルノブイリで起こった事は、いつか日本でも起こるってくらい
想像ができると思う。

まず、現実をしっかりと把握して、
打ちのめされて、そして立ちあがって
そして、出来る事を始めなくては…。

今ならまだ、出来る事がある。
今やれば、まだ救いの道がある。
小難しい理屈や政治思想や宗教はいらないし
大きなお金も大変な手間もかからないから

いま、出来る事を
生き残るために生き延びるために。
大丈夫!沢山の人がもう始めてる!!
誰にでも起こせる奇跡がある。。。