2011/08/07

【16】まったく新しい視点で


2011/04/27(水)~4/29(金)
もっとサバイバル

4月14日、私は次のように書いた
「きょうから私は、昨日までとは別の発想、まったく新しい視点で生きていきます。
まったく新しい視点とは、サバイバル! です。」
このサバイバルとは,いったいどういうことか?

それは、「放射能が降る街に住み、しぶとく生き残る知恵!
そういう知恵と技術を提供し、皆と一緒に、さらに工夫を加えながら実践していく
ということだ。

ようするに、生き残ることを最優先にする考え方・生き方のことだ。
もっとハッキリ言うと
もう天下国家などどうでもいい。自分だけが生き延びればいい!そういう考え方だ。

なぜ? どうして、こんな考え方をするのか?放射能地獄だからだ!

さらに、政府やマスコミが「心配ない、大丈夫!」とウソの情報を出し、
多くの国民を洗脳してしまったからだ。
その結果,どうなったか?たとえば、こうだ。

マスクをして放射線を防御している人に、「あいつは自分だけ生きようとしている」
などと非難する風潮ができてしまった
この国は、実際、おそろしい社会になってしまった。
サバイバル(生き残り)が、益々むずかしくなってきている。

3月14日、3号機が大爆発した。
その直後、私は、「
大量のプルトニウムの微粒子が飛散している!」と書いた。
この後も、何回も何度も、私はプルトニウムが放出されたことを訴え続けた。

しかし、政府と東電は、プルトニウム飛散を絶対に認めなかった。
御用学者も「心配ない、大丈夫!」を言い続け、その合間に、
「プルトニウムが万々が一出たとしても、非常に重い物質なので飛ばない!」
などと非科学的なコメントで視聴者を騙してきた。

ところが、最近になってマスコミは、なんと!
プルサーマル3号機大破 プルトニュウム大気中に大量に拡散!』
などと恐るべき事実を報道しはじめた。遅い! あまりにも遅い!

セシウムより何千倍も毒性の強いプルトニウムは、とっくに飛散・拡散ずみだ!
なんと、
アメリカまで飛んで行ってしまった。

関東・東北のプルトニウム汚染とプルトニウム被曝は深刻である。

政府・マスコミ・御用学者の責任は甚大というか無限大である。
どうするのか?とても責任など取れないだろう。
絶対に無理だ!>政府・マスコミ・御用学者ども
それよりも、私たちは、いったいどうしたらいいのか?

昨日、このサイトの掲示板『雑談室』に、悲しいMSGが投稿された。

神奈川在住ですが、15歳の息子が頻繁に鼻血を出すようになりました。
被爆症状ということは、今後癌が発症するということなのですか?よろしくお願いいたします。 

こういう相談は、じつは、はじめてではない。電話では何度も相談されていた。
しかし、このサイトの掲示板に文字で書かれたのは初めてである。
どう答えるべきか? 私は悩んだ。
いや、このサイトでの私の姿勢は、何事も包み隠さず,真実!と思う情報を出す!
という鉄則があるのだから、答えは決まっているのだ。

しかし、相手は15才の息子を持つ母親である。
まだ若い、覚悟という言葉の意味も知らないであろう女性である。
どういう文章を書いたらいいのか? 私は悩んだ。
悩みに悩んだ末に、私は次のような文章を書いて投稿した。

○○さん
15才の息子さんは、放射性微粒子を吸い込んで被曝しました。
鼻血は体内被曝の初期症状です。
しかし、息子さんは鼻呼吸の比率が高いと見え、
鼻腔の粘膜にかなりの量の放射性微粒子が付着(捕獲)されました。
鼻血と一緒に大半の放射性微粒子は流れ落ちたと思います。

しかし、肺に吸い込んだ可能性はあります。
これも、白血球のマクロファージや、吸い込んだ乳酸菌=マクロファージが
吸収し体外に出す可能性はあります。

ただし、今後は乳酸菌の力を借りたり、免疫力を上げたりして、癌になりにくい身体づくり、
癌になっても、がん細胞を元気なマクロファージが
どんどん食べていってくれる免疫力づくりを目指していけば、
他人はどうあれ、努力する人、工夫する人は必ず長生きします!

こうなったらこうなっただ!ジタバタせずに癌とも悪魔とも心に余裕をもって闘っていく!
こんな心構えで、理解し合った者同士、助けあって、生き抜いていきましょう。
以上。 飯山一郎。

放射能を体内被曝して鼻血が出る。つらい時代が来たものである。

放射能が降る。こんな酷い国になろうとは!思いもしなかった。
しかも、この放射能地獄の原因は、人災(正確には「菅災」)なのだ。
もうとりかえしがつかない! という怒りと悲しさと絶望感。
祖国を失い(
日本という国は,もう死んだのだ!)、故郷を失った喪失感。
ほんと、もうやりきれない

15歳の息子を持つ母から心温まるメールが届いた。
私は、彼女のことを、
「まだ若い、覚悟という言葉の意味も知らないであろう女性である」
などと書いたが、とんでもない、立派な考え方と覚悟がある人間だった。
彼女からのメールに対して、私は次のような返事を書いた。

○○さん メールありがとう。
あなたの考え方、生き方、日常生活等々が、よーく理解できました。
あなたは、覚悟ができています。
あなたも、そして、あなたの息子さんも、大丈夫! たくましく生きていけます。
あなたも、そして、あなたの息子さんも、大丈夫! 長生きします。私が保証します!
私は、文章を読んで、その文章の背後にある全て!を理解することができるプロですから、
あなたが、覚悟ができた、したたかに生きていける人間であることがわかりました。
これからも、何かありましたら、また相談してください。

私の心には、あの親子は本当に大丈夫だ!
という自信のような思いがあった。自信のほかに、安堵感もあった。

この母親に、私は「関東の厳しすぎる現実」を掲示板に書いて教えていたからだ。
「関東平野の厳しすぎる現実」を、私は,次のような文章で表現した。
(気が弱いヒトは、下の文章は読まないほうがいい。) 

○○さん
関東・東北6千万人のうち、4千万人は、すでに体内被曝してます。
それほどの放射性物質が、この1ヶ月半の間に、降り、舞い散ったのです。
今も、放射性の微粒子は、連日連夜、関東・東北に降り舞い散っています。
今後も、何十年、いや百年後まで、放射性物質が舞い散り続けるのです。
関東・東北は、はっきり言います、放射能地獄なのです。
この悪夢のような現実を、日本人全員が甘く見ています。
こうなったのは、政府・マスコミ・御用学者が国民を騙し、洗脳したからです。

さて、体内被曝した4千万人の5割の2千万人が
10年後までに放射能障害(癌や白血病や骨肉腫)に罹ります。
つまり、関東・東北は、癌地獄になるのです。

鼻血が出ない=被爆していない、なんてことはありません。
鼻血が出るのは、鼻腔粘膜の弱い人です。
被爆しても、鼻腔粘膜が強い人は鼻血を出しません。
口呼吸している人も、鼻血を出しません。
口呼吸している人は、放射性物質が肺臓にストレートに飛び込みます。
ともかく体内被曝していると覚悟を決めたうえで、冷静に対処していく
つまり、マクロファージ=と免疫力を高めていきながら、
しぶとく、たくましく生き延びていきましょう。
以上。

上の文章にある「鼻呼吸」については、「鼻呼吸 」 か 「鼻呼吸 」を読んでほしい。
  
311以降、世界は全く変わってしまった。
大爆発した4基の原発からは、たえず放射能が発散し、時に岡山のほうまで飛ぶ。

悪夢のような放射能地獄になったのに、政府とマスコミは、心配ない、大丈夫!
これに騙された国民の大半は、マスクもせずに、脳天気なゴールデンウイーク。

いま、もっとも注意すべきは、これまでに降った死の灰の舞い上がり現象だ。
死の灰(放射性物質)の大きさは、0.1ミクロン.1万分の1ミリ以下だ。
だから風が吹けば、簡単に空中に舞い上がってしまう。

「プルトニウムは比重が重いから飛ばない!」という比重馬鹿がいるが、比重は関係ない。
プルトニウムだって、1万分の1ミリ以下の超微粒子は羽よりも軽く、風に舞う。

この地球上で最も猛毒物質であるプルトニウムの超微粒子が、関東全域に降った。

新宿・高層ビル街は、プルト君たちの巣穴になっている。
だから、新宿、とくに西口は、日本で最も危険な放射能地獄になってしまった。
東京郊外の田や畑にも、大量の死の灰(放射性物質)が降った。
この死の灰も、風が吹けば、簡単に空中に舞い上がってしまう。

じつは 郊外に降った放射性物質は地面のなかに吸い込ませるのが一番なのだ。
地面の中の土壌菌が放射性物質を捕食してくれるからだ。

「農地は絶対に耕してはいけない。かき回してしまう。まず表土を削り取ること。
作物を植えてもいけない。根が生えてかき回してしまう。」
などと言っている馬鹿学者が名古屋にいるが、無理、無駄、無意味。

田畑に降った死の灰は、トラクターで耕耘(こううん)してかき回せ!
そうすれば死の灰も飛ばないし、土壌菌が死の灰を捕食してくれる。

日本は世界一土壌菌が豊富な国土なのだ。
南方熊楠の粘菌研究も多湿度風土のお陰だった。

微生物を信じろ。放射能の浄化は微生物しかないのだから。微生物万歳!

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4月27日~4月29日の飯山さんのブログ記事のまとめです。

『もっとサバイバル』 というタイトルで(1)~(5)に分けて
書かれていたものを一緒にしてしまうという随分と乱暴な事をしてしまいました。
大事な部分はちゃんと収まっていると思うのですが、かなり長くなってしまいました。


今読み返すと、時間の経過と共に明らかにされた情報なども増え
状況の変化も若干ありますが、いずれにしても良い変化ではありません。


私たちがサバイバルのど真ん中にいることに何も変わりはないのです。

ただ、このサバイバルは一過性のものではなくこれから長く続く試練でもあります。

ですから、奇妙な表現かもしれませんが淡々と、てげてげ(適当・いい加減)に、
無理をしすぎず、深刻になりすぎない事が重要なのです。

気分的には「のんびりサバイバル」です(笑)状況がこれほど深刻なのにも関わらず…です。

飯山さんも書いていますが、

>マスクをして放射線を防御している人に、
>「あいつは自分だけ生きようとしている」
>などと非難する風潮ができてしまった

同様に、放射能対策の話をすると
「大袈裟だ」「神経質だ」「臆病者だ」「風評被害を生む」「エビデンス(根拠・証拠)は?」
「被災者の気持ちを考えてない」「科学をなめるな」「素人はだまっていろ」「放射脳」
「迷信を盲信」「責任は取れるのか?」「商売する気か」

などと、非難・攻撃の対象となってしまう奇妙な現象。。。もう、説明する気も起こらない。
精神エネルギーの無駄な消耗。だから、議論はもういらないのです。

個人的に、ご家庭でサバイバルしましょう。

自分がしっかり考えて信じたものを、清々しい自己責任で(笑)