2011/08/06

【13】テロメア、この単語は記憶

2011/04/14(木)2011/04/19(火)

ガンの原因について

私は10年前、全ての蔵書を棄て、「旅こそ終の棲家」(芭蕉)とする旅人になりました。
私の文章は、ですから、本を読まず資料も見ずに書かれています。
ときどき、数字データや年号の間違い、仮説の勘違い等があるのは、このためです。

たまに、些細なミスを大袈裟にあげつらう「揚げ足取り虫」もいますが、無視します。
大きな流れ、マクロな認識は、間違っていない! という自信があるからです。

この自信は、長い人生のなかで
苦労苦難の末に取得した知恵に支えられています。

経験と知識に支えられた「老人の知恵」というやつです。
老人がもつ知恵は、災害・災厄が大きいほど役に立ちます。
この自信、すごいっしょ?

癌(ガン)について書きます。

原子炉の大爆発で、大量の放射性物質が関東・東北の大地に降り注いだ。
この放射性物質が、人間の正常細胞をガン細胞に悪化させる原因物質です。
この放射性物質との闘いに勝つことができれば、そのヒトはガンになりません。

ガンに勝つ秘訣! これを公開していきます。
その前に なぜ正常細胞がガン化するのか?
このことを明確に知り、正確に認識しなければなりません。
ガンの原因について

ガンの原因物質は,三種しかない!活性酸素、ウイルス、放射線。この三種だ。

「あれ? 何百種類もある『発ガン物質』はガンの原因物質ではないの?」

うん! 発ガン物質は、正常細胞がガン化する際の引き金にすぎない。
このへんの機序(メカニズム)を分かりやすく説明したい。聞いて欲しい。

発ガン物質。たとえばアスベスト。
これは肺がんや中皮腫の原因とされ、
実際、アスベストによる中皮腫が頻発した。

正常細胞がアスベストによってガン細胞になる機序は次のようだ。
アスベストが侵入された正常細胞は、この異物を細胞外に排出しようとする。
細胞内の異物は,酸化させると細胞外に出て行く。
細胞内に入った異物を酸化させる仕事、酸化した異物を細胞外に追い出す仕事。

これらの仕事は、細胞内の労働者・ミトコンドリアの仕事だ。
だが、アスベストは酸化しない。
それでもミトコンドリアは、アスベストを酸化させようと、活性酸素を大量生産する。
この細胞内で大量発生した活性酸素が、遺伝子(DNA)を酸化させてしまうのだ。
これは細胞にとっては致命的である。

ガンの原因。正常な細胞が、なぜガン細胞になってしまうのか?

この疑問に明確に答えられない医者は、ヤブ医者だと思っていいです。
ガンの原因を説明できない医者、ガンを悪化させる(切除,抗癌剤,放射線)医学。
困ったもんです。

じつは、ガンの原因は、たった一つしかありません!
テロメアと名づけられた遺伝子・染色体が破壊されると、その細胞はガン化します!
テロメア。この単語は暗記してください。

日本は今後、放射能地獄=ガン激増社会になります。
ガン激増社会において、テロメアという単語は、重要な言葉になります。
なぜか?テロメアが破壊された細胞。これがガン細胞だからです。

さて、テロメアとは何か?
テロメアとは、細胞分裂のカウンター(計数器)です。
細胞分裂の回数を数えて、細胞分裂が無限に行われないようにします。

いつまでも限りなく細胞分裂すると、老化してしまうので、どこかで分裂を止める!
これがテロメアの役割です。

いつまでも限りなく分裂する細胞。無限に増殖する細胞。これがガン細胞です。
ガン細胞とは、無限に増殖する細胞で、これはテロメアが破壊された細胞です。
テロメアを破壊するのは、活性酸素、ウイルス、放射線。この三種類。

みなさん、どうです?
ガンの原因。なぜガン細胞ができるのか?分かったような気がするでしょ?
 
体内被曝の場合、放射性物質が出す放射線は、テロメアを100%破壊する!
それは放射線というものが、エネルギーの高い電磁粒子であるからだ。
これは、無数の鉛玉を発射する散弾銃の連続発射! とおなじだ。

それほど体内に入った放射線は恐ろしい。いや、致命的! といったほうがいいだろう。
放射線は、どんなに弱い放射線でも、正常細胞をガン化する!
このことをバカにすると、関東平野は放射能地獄化する。

御用学者は、放射線の恐ろしさを(東電のために)否定するので犯罪者だが、
“一見良心的な学者”も、放射線の恐ろしさを知らない。

 
放射線は、どんなに弱い放射線でも、正常細胞をガン化する!
ラドン温泉のラドンも、じつは、危険なのだ。

これは、どんなに弱い放射線でも、正常細胞をガン化する! ということだ。
では、なぜ「放射線をあびると健康になる」といった妄誕(もうたん)が出るのか?
【注】 妄誕(もうたん): 「でたらめ」という意味の漢語的表現)

分かりやすく説明する。大切なことなので、よーく聞いてほしい。
弱い放射線でも、人間の細胞は遺伝子が破壊され、ガン化する。
このガン化した細胞を一刻も早く除去しようと、グングン免疫力が高まる。

免疫力が高まれば、人間は健康になる!ということなのだ。

ガン切除手術。「手術をしてガンを取ったら、ガンが治った。健康になった。」
ちがう、ちがう。
メスを入れられ大きく傷つけられると、人間の身体には自己修復力がうまれる。
そうした大きな自然治癒力がうまれるヒトは、ガンが治っていく。

というメカニズムを、よーく記憶しておいて下さい。
次回は、ガンをなおす免疫力について話します。


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飯山さんのブログ記事、2011/04/14(木)2011/04/19(火)から
まとめました。