2011/07/17

【4】主役は、『光合成細菌&乳酸菌』

2011/03/29(火)  
微生物とっては紫外線も放射線も同じエネルギー

放射能で汚染された関東平野を浄化する作戦!
この主役は、『光合成細菌&乳酸菌』だ。

光合成細菌や乳酸菌が、なぜ放射能を浄化するか?
これは、飯山一郎が書いたメッセージをもう一度読んで復習して欲しい。
飯山一郎は親切な男なので、過去のMSGを読みやすいように整理した。

さて、微生物や植物は、放射線や紫外線をエネルギー源として活用する。
この放射線、紫外線は、じつは電波の一種で、波長の長い順から並べると
長波短波マイクロ波赤外線 可視光線紫外線ガンマ線(エックス線)。
ここまでが「電磁波」で、アルファ線・ベータ線・中性子線などは「粒子線」。

いずれにせよ、微生物や植物にとっては、紫外線も放射線も同じエネルギー。
むしろ紫外線より放射線のほうがエネルギーが強いので、光合成細菌は喜ぶ!
という、じつに頼もしい特殊な能力をもっている。
実際に、私は、光合成細菌を培養する際、
紫外線ランプどころか、ラジウムやラドンなどの放射性物質を光合成細菌や乳酸菌に与える。

ここだけの話、じつは、コバルト57やコバルト60など、

非常に危険な放射性物質を使ったこともある。
いずれも光合成細菌と乳酸菌は大喜び、大変な増殖率を示した。
ようするに、微生物の培養にとって放射能は役に立つ!有用・有益なのである。

今後、有益な光合成細菌を、放射能で汚染された関東平野の農地に散布する。
すると、光合成細菌は喜んで放射能を捕食しながら、ドンドン増えていく。
問題は、放射能を体内に取り込んだ光合成細菌を、どう処理するのか?
そして、コスト(経費)である。