◆2011/07/20(水)
\( まぁご親切に! )/
米とぎ汁乳酸菌の運動も、早いもので3ヶ月が経過した。
この運動は、乳酸菌が放射能対策に最適という知見もあって、
燎原の火の如くに拡散していった。
4ヶ月以上もの間、チェルノブイリを凌駕する放射能が日本列島を汚染し続け、
この放射能の恐怖に打ちひしがれる列島の住人にとって、
米とぎ汁乳酸菌の運動は「希望の灯」とも映った。
実際、百万人もの住民が米とぎ汁乳酸菌で豆乳ヨーグルトをつくり、
あるいは乳酸菌で浴槽を放射能ゼロ空間にして、「1時間の疎開」を満喫している。
こうして、米とぎ汁乳酸菌の運動は、
いまや、社会現象ともいうべき段階に差しかかっている。
米とぎ汁乳酸菌運動の驚くべき注目点は…、
1.米を洗った水、これを「雑菌が入った汚水」と言うヒトもいたが、
汚水を肺に吸い込み、大量に飲んでも「無事故」のまま3ヶ月も経過したこと。
2.平常時では考えられない無謀とも思える「雑菌が入った汚水」を飲む運動が
いまも衰えず拡大し続けていること。
これはいったいどういうことなのか?
さすがに…、「雑菌が入った汚水」など飲むな! 危険だ!と、警告なのか?
批判なのか? 非難なのか?よくは分からないが、
3ヶ月もたってから、特集を組む雑誌まであらわれた。\(まぁご親切に!)/
私に対する取材など全くなしに、どんな記事を書いたのか?
あ、その雑誌は『週間SPA!』なのだが、ここ志布志は2日遅れの発売。
よって、明日、その雑誌を買ってから、感想なり反論を書きたい。
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お金がもったいないので、私は買いませんでしたが(笑)
『医師の立場からすると極めて危険で、
一般人は乳酸菌だけでなく雑菌も培養するだろう。
ましてや吸引したら感染症などの健康被害もある。
絶対にやってはいけない! 乳酸菌が放射能に効くかどうか以前の問題』
って感じの結論でした。
また、その雑誌の『新米編集部員』くんがお米のとぎ汁から乳酸菌づくりに挑戦!
その検証の精神は素晴らしい!
で、『新米』くんが レシピどおりに頑張って数日かけて作ったのは…
- 「腋臭とウ〇コが混ざった劣悪なにおい」
- 「口に含むとノドを刺す味で吐きだした」
- 「2度と試す気になれない味と臭い」
だったそうで・・・う~ん、残念でした。何が悪かったんでしょうね?
『新米』なら成功かと思ってましたが…
精米して時間が経って劣化した『新米』だったんでしょうか?
乳酸菌の培養の成功・失敗は、お米の新鮮さにかかっているのでございますぅ。
まあ、最初から大成功したらそれはめっけもんってものです。
乳酸菌は生き物ですから、疑われたり、試されたりで
ご機嫌が悪かったのかもしれませんね?
いずれにしても、もう、2度と試されることが無いのでしょうね。
でも、それはそれで良いかとも思います。
自分で調べて考えて、納得した上で、自己責任においてやって頂いた方が良いかと。
誰も無理にはオススメしていないので、選択の自由はちゃんとあるわけですから。
私は、自己責任においてこれからも乳酸菌を培養し、
豆乳ヨーグルトを作って食べ、乳酸菌風呂にも入りますが、
不安に思う方は、やらない方がいいですよ。
こんな時代、
放射能に対する不安が心から拭い去れないいろんな人が出てくるのでしょう。
放射能に対する不安が心から拭い去れないいろんな人が出てくるのでしょう。
中には胡散臭いものも沢山あるでしょう。お商売したい人も沢山いるでしょう。
それはそれ、これはこれです。
声高に叫ぶ必要もなく、信じた人はやればよし。
信じない人はやらなければよし…です。