2011/07/01

JIN~仁~、一気読み

かわぐちかいじの『ジパング』、全43巻一気読みに続いて

村上もとかの『JIN~仁~』を全20巻を一晩で一気読み(爆)

テレビドラマ版が終わって、
「でも、あれじゃあ咲さん、可哀そうだよねぇ」という
素直な感想を友人に漏らしたらw
2日後に原作コミックスが全巻届いた(笑)
「読んだら送り返せっっ!バカヤロウ!」…はいはい。

この大好きな友人は一生の腐れ縁でいたい(笑)
『水曜どうでしょう』を教えてくれたのにも心から感謝


そそくさと読み始める。
う~~ん、そっかそっか
これじゃあ、でも、恭太郎が可哀そうじゃん!って
結局誰かが可哀そうなのであった(しみじみ)

幕末は、ドラマティックに過激にぐるんぐるん歴史が展開するから
素材としては、人物にもエピソードにも事欠かないよね~

架空の主人公と全部絡ませるから
歴史上の実在人物が、これでもかとてんこ盛りの登場。

それはそれで刺激的だけど、終いにはお腹いっぱいな感じになってしまった。

それにしても、江戸時代に現代医療が持ち込まれたら
そりゃあ「奇跡の技」ですよね。

手術シーンはかなり緻密に描かれている。
手塚治虫の『BLACK JACK』を読んだ時にも思ったが
…印刷が白黒でよかったぁ~。

血液も筋肉も骨も脳も内臓も、全部自分が持っているものなんだけど。
その内部は、あまり、フルカラーで見たいとは思わないな(遠い目)

8歳の時に交通事故にあって、
「頭の骨に、ちょっとヒビが入ったから安静にね」

って言われて、大人しく入院していたが
10数年後に、久々にその頃の話をしてたら
親が、「あ~、あれは実は頭蓋骨複雑骨折でねえwww」

…オカシイと思ったんだ!子ども心にも(遠い目)
まあ、その後な~んともないし、今となっては遠い昔のこと。

ドラマ版の最終話、咲さんが野風さんの子どもを養女として引き取り
自分は一生結婚しないでいた事、ずっと医者を続けていた事
名前も分からなくなった先生に手紙を書いていた事…
全部がいじらしくて愛しくて泣けて泣けて仕方がなかった。

コミックスの方は、そっちはそれなりにハッピーエンド(?)かな