2011/07/28

『21』オリゴ糖を入れる理由

黒糖をエサにして乳酸菌を育てる場合、
最初は黒糖の色が黒色で、だんだん黄色になって最後はオレンジ色になる。

これって大成功です。
乳酸菌が黒糖の養分・成分を分解(低分子化)すると、色素も分解して色が変わるワケです。
微生物の食欲と元気さが色で分かるようになれば一人前。

豆乳ヨーグルトが難なく出来るヒトは、楽しい!と言います。
世の中には米とぎ汁がまだ発酵しないヒト、
米とぎ汁が発酵しても豆乳が全く発酵しないヒト、様々なんです。
驚くのは、おしっこしたあと手を洗わないで米をといだシトが大成功する!
ちうことです。驚きです。

『口の中で炭酸水のようにはじけ飲んだ感じも悪くない』
 こういう米とぎ汁乳酸菌は良質です。
これを飲んだら下した。
これは、乳酸菌が腸内の腐敗菌を追い出した証拠です。
悪いものが排泄された!と喜んで、もう1杯いきましょう。
乾杯です。乾杯!

豆乳に乳酸菌入れてヨーグルトを作った、翌日固まったら、
冷蔵庫にはいれないで、そのまま食べましょう。
冷蔵庫とは、冷やして菌を増やさないための装置。
乳酸菌食品は、むしろ温めて菌をふたしましょうね。

無洗米の玄米なら「握り洗い」をすれば何とか使えます。
発酵します。
「握り洗い」とは、ぎゅっぎゅっと手のヒラで
玄米を握って洗う洗い方です。
力づよく握ってください。

『微かにヨーグルト様の香気がしてきました。』
 いい調子です!
黒糖少ないと思ったら、菌が腹減ったころにエサとしてたせばいいのです。
ペットを飼う感覚でいきましょう。

米とぎ汁乳酸菌と豆乳でヨーグルトをつくる理由。
豆乳ヨーグルトは密度の濃い乳酸菌の塊(かたまり)で、
これが腸に届くと腸内乳酸菌(マクロファージ)が増え、次は白血球マクロファージを増やす。
この白血球マクロファージがガン細胞をバリバリ食べる!つーこと。

豆乳ヨーグルトにオリゴ糖を入れる理由。
オリゴ糖は胃・小腸では分解されず、
大腸・直腸に棲息するビフィズス菌によって分解される。
つまり、オリゴ糖が大腸・直腸に来ると
ビフィズス菌が爆発的に増え、大腸癌、直腸癌にはならない体質になる。
だからオリゴ糖なのね。

ヤーコンというキク科の野菜(根菜)がある。
これは一見サツマイモに似ているがイモではない。
イモは澱粉の宝庫だが、ヤーコンはオリゴ糖のカタマリなので
腸内のビフィズス菌を爆発的に増やす。
けど秋までは手に入らないから今は『オリゴのおかげ』を買ってね! 

放射能が恐いのは内部被曝によって将来ガンになること。
血中のマクロファージ(呑食細胞)は
NK細胞と一緒にガン細胞をバリバリ食べるので、
マクロファージが増やす作戦が必要。
小腸内に乳酸菌、大腸と直腸にはビフィズス菌が増えると、血中マクロファージも増える。

ビフィズス菌入りの食品があるが、これを食べてもビフィズス菌は胃酸によって死んでしまう。
大腸や直腸に生息しているビフィズス菌を増やす以外にない。
ビフィズス菌の栄養であるオリゴ糖を摂取すれば、大腸・直腸でビフィズス菌が激増する。

『良く出来た米とぎ汁乳酸菌が静かなので黒糖入れると いきなり大発泡!』
これが「喰い付き現象」。ハラ減っていたのですね。
次はエサ(黒糖)をやらずに、300ccほどガブ飲みする。
すると空腹の乳酸菌は腸内のカスを分解し て食ってしまう。
以後腸内が掃除されて免疫力が大巾アップ!

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今回のツイートは、基本の大事なエッセンスがギュッと詰まってます。
それにしても・・・「喰い付き現象」を人間の腸内で起こすって
ちょっと聞くとホラーかスプラッタ映画?って感じでコワイけど
想像してみたら。。。
腸内の老廃物カスやら悪玉菌やらをバンバン食いつくしてくれる。
我らが精鋭・乳酸菌・ビフィズス菌部隊!何て豪快なお話なんでしょう。

生きていれば、必ず汚れものは出るんです
でも、それを後生大事にため込んでおかなきゃいけないワケなどない。
移動させただけでも、埋めてしまうわけでも、臭いものにふたをしただけでもない。
きれいに消しさってくれるんなら、それに勝るものはないでしょう。

腸内掃除は難しいのです。自分では手が出せない自分の内側だから。
精鋭、乳酸菌・ビフィズス菌部隊は、オリゴ糖の援軍を事のほか喜ぶらしいです。
豆乳ヨーグルトにオリゴ糖を投入して、浄化連合軍が圧勝でございます。