■言い訳を見繕うのが、それなりに上手くなるお年頃
そこそこ長く生きているとねえ。
他者へのアピールを含んだ、体の良い自己弁護。
自尊心をあんまり痛めないために必要な口実。
…結局、自分でも内心「何だかなぁ」と思っているのに。
■習慣化しようとしている行動もサボる
自分で決めて始めたくせに、
しっかりと確実に定着する前は、
何だかんだと、ちょっとしたことで…サボる、
うん、サボるね。サボっちゃうんだよね。サボるさ~。
■少しぐらいはサボっても良いよ
と言うのも、実は、大事ではあるんだ。
初手から
「絶対に!」「ねばならない!」とハードルを上げすぎると、
本当に続かないから。面白いくらいに続かないよ。マジで。
■言い訳の内容は多岐にわたる
そして、概ね下らない。
・ちょっと体調が…。歳だし、寒いし
・今日は時間が遅くなったから…。眠いし、睡眠時間が削れるし
・急に予定が入ったから…。私の責任じゃないし
・不愉快なことがあって、やる気が削がれた…。〇〇(人の名前)のせいだし
・ここんとこ頑張ってきたし…。たまには休んでもバチはあたらないし
いや、サボリだよね、それって。
■「そりゃそうだ!休んだっていいさ!そう言う日もあるさ!」
最初の頃は、
自分で自分の言葉に乗っかり、うまうまと休んでいた。
もれなく、後からイヤな気持ちになった。
自分はごまかせない。
■よかれと思って始めた習慣作り
それなりに、地味に地味に、じわじわと、続いてきた。
そして、変化や効果もポツポツと感じられてきた。
なのに…気を抜けば、
すかさず言い訳の粘土をこねていた。
■やってしまえば心は軽い
思い切ってやっちゃえば 出来はどうでも気持ちは晴れる。
ウダウダ言ってた自分がアホみたいに思える。
でもそれは、やってみて初めて分かることで、
懲りもせずに、
何度もこのパターンを繰り返してきた。
言い訳⇒サボリ⇒後悔⇒復活⇒言い訳⇒サボリ⇒後悔⇒復活
後悔も反省も、活かされなければ、単なる時間の浪費。
■言い訳さがしを、メンドクサイと思った時がチャンス
「言い訳探しって、時間と精神の無駄遣いかも?」
「も、いいや、やった方が早い」
「やっちゃえやっちゃえ!やればいいのよ、やれば」
これぞまさしく、自問自答
そう、
言い訳の解説も、後付け説明も、時間の浪費。
自分の年齢と、残り時間を思うと、…うえ~、もったいない。
言い訳はもう要らないから、違うルートに乗ろう…
■言葉の力を借りて、自分に呪文をかけてみる。
「タッタゴフン!」(※これは、5分筋トレの時)
「1ダッテ0ジャナイ」(※先送りや、敵前逃亡よりはマシ)
「トリアエズヤットケ」(※ちょっとヤケになってる)
「ヤレバイインデショ、ヤレバ!」(※ややキレ気味)
そして、立ち上がる…遠い目をしながら。
それでも、立ち上がっただけでも前進。
その上、立ち上がったからには、
何かやらずにはいられない、ケチだから。
タダでは立ち上がらない。
■グダグダ言わずに動いた方が、修復は早い
些細なことに挫けては、あっさりサボリモードに入る。
…いいじゃないの、人間だもの(笑)
でも、言い訳探しがメンドウになってきたから、
言い訳さがす前に、呪文を唱える。
「トリアエズヤットケ」
「ヤレバイインデショ、ヤレバ!」
言い訳さがしに飽きる…意外と良いチャンスなのかも知れない。
さあ、呪文を唱えよう!
自分だけの、うっかり立ち上がっちゃう呪文を。
それ、更新サボった言い訳だよね?