2020/12/30

当事者になれるか? (映画『新解釈・三國志』主題歌『革命』から)

 どうでしょうバカ歴20年

大泉さん主演、さらに福田監督作品とくれば

やはり観たかったのが『新解釈・三國志』。


コロナ渦の状況下ではあるものの、

公開初日の朝の初回に出陣。


無駄遣いとも見える(失礼)豪華なキャスト、豪華なセットで

大泉さんのボヤキ芸を存分に楽しむことが出来た。


※参照 『新解釈・三國志』、初日に行ってきた。


主題歌は、福山雅治さんの『革命』

ラストにやっと主人公らしい、

かっこ良さげなセリフもあったけど

流れくる主題歌のかっこ良さに助けられた感もあり(笑)


『革命』は、スポットCMや、動画などで

サビの部分は既にお馴染み。


さあ風よ吹け~ さあ風となれ~ 

私よ今 私に革命を起こせ~


って、あれ。



刺さる言葉がいっぱい

テロップの間に流れている主題歌を聴いて

初めて、サビの部分以外の歌詞を知った。


聴きながら、

頭の中にメモした…はずだったけど、

なにせ、ほら、記憶容量がアレだから。


帰宅した頃には、既にうろ覚え状態。

あれほど心に刺さったと思ったのに、


残っていたのは、刺さったという記憶だけ。

やれやれだ(斉木楠雄 風味)


ありがたやパンフレット様

場内では、経年劣化の視力低下と

文字の小ささで読めなかったパンフレット。


家でゆっくり見ていたら、

主題歌の歌詞がちゃんと載っていた!


おお、これは有り難い!と、そそくさと確認。


映画館に置き忘れた「刺さりフレーズ」無事回収


・私だけが 私を変えられるのだと

・決断の瞬間は いつだって怖くって 

・目撃者ではなくって ただ自分が動く 当事者になれるか?

・いくつの失敗と いくつの間違いが ひとつの正解へ ひとつの確信へ 変わる

・世界が変わるんだ 私が変われば 想像を超えるんだ 私を超えるんだ


目撃者ではなくて 当事者になれるか?

「当事者になれるか?」というのが、

この日一番の「キタコレ!」。


さらに、個人的には

「世界が変わるんだ 私が変われば」

「私だけが 私を変えられるのだ」

これは、ワンセット。


「決断の瞬間は いつだって怖くって」

「想像を超えるんだ 私を超えるんだ」

これも、ワンセット。


自分を鼓舞&叱咤&激励している感じ。


自分で自分の背中を押すのは、

物理的にはなかなか難しいかも知れない。


だから、

言葉を魔法にして、自分に呪文をかける。


■本当の声を 本当の言葉で


私だけが 私を変えられる。

決断の瞬間は いつだって怖くって 

それでも 自分に嘘はもうつけない

行こう


この革命は、

自分の中で起こす革命。


キツイかも知れないけれど、

誰の血も流さず、命も奪わない。


革命を起こして変化した自分が、


私は行く 私の果て 

この生命の 宿命の果てまで

何のために この時代に 生まれ来たのか


と、自分自身に対して立てた問いに、

答えようとしている。


■変化するには、当事者意識が必要

いくつもの問いを自分に立てる。


何のために、今、これをやるのか?

どうすれば、正解に少しでも近づくのか?

課題クリアの必須条件は何か?


立てた問いに、自分で答えようとする。

その中で、変化は起こっていく。


その自問自答は、

当事者意識があって初めて可能になるのだろう。

そして、その問いも、自分の変化に伴って

レベルが上がって行くのが

自然なことなのではないか?


当事者意識という単語を、

私の中の自分辞書に登録(笑)


課題から敵前逃亡しそうになったら、

呪文として使おう。


「トウジシャイシキ!」