2011/12/28

前向きなことを話しつづける義務

午前4時前から起きているぼや~っとした頭で
PCつけて適当にあれこれ見ていたら、こんな言葉が目に入った。

『困難な時というのは、人々がそれを予期している時に、
そして予期している場所にやってくる傾向があります。

景気後退を予期するという
まさにその行為が景気後退を招くのです。

ですから、状況がどれほど深刻化するかは、
大勢の人々が内心どれほど状況が悪くなると考えているのかによります。

楽観主義の人たち、よく聞いてください。
あなた方には前向きなことを話しつづける義務があります!』

何かの意見を目にした時
言っている人の背景とか、その話の正当性や根拠が重要な場合もあるが
何よりもまず、心に響くかどうか…
それがその意見を受け入れるかどうかの基準になったりもする。

残念ながら、同じ事を違う人が言っただけで
その言葉の価値がガクンと下がって感じるのは本当にあるけど(笑)

でも、できれば背景抜きにして
ストンっと受け入れたいなぁって言葉もある。

上の言葉もそうだった。

正しいか正しくないかだけが基準だと
個々人の価値観によって、評価が180度変わる場合もある。

でも、
素直に心に落ちてくる言葉を
前向きなエネルギーに変える事は間違ってはいないと思う。

精神論だけで渡っていけるほど世間は甘くないと
いろんな人は言うし、私もなるほどなぁと思う。

でも、精神が与える影響を考えずに何かできるようには
人間はできていないとも思う。
目に見えないから大したことじゃないなんて
それこそ、すっとぼけた考え方だよね(笑)

目に見えないものをエネルギーにして
人間が具体的な行動を取ることで形になっていく。

だから、その時のエネルギーの質って大事(笑)

楽観主義の人たち、よく聞いてください。
あなた方には前向きなことを話しつづける義務があります!

楽観主義者は、能天気だ、お気楽だ、無責任だと
往々にしてたしなめられ易いが(遠い目)

なんのなんの、そんなものはものともせずに
明るく前向きな事を心から信じて言い続けるのが本物の楽観主義者(笑)

楽観主義者が何もしないと思ったら大間違い。

自分で自分を元気にできる人間は
前向きな事をしないではいられないのだ
…オソロシイ事に。

でも、誰かにこういう風に言ってもらうと
さらに気持ちよく楽観主義を楽しめるんだな。

ちなみに、楽観主義の意味を勘違いしてはいけない(笑)

例は悪いかもしれないが…

3.11の大震災後の原発事故に関して言えば

①大丈夫、きっとそのうち、誰かが何とかしてくれる♪

②微量の放射線なら逆に健康になるって言うから平気♪

③偉い学者さんが大丈夫って言ってるから心配ない♪

…これは、楽観主義ではなく『馬っ鹿ん主義』だな
よーく見れば、これらは他者依存しているだけなのだ。

大変な状況に目をつぶって、
「大丈夫♪大丈夫♪」と言い続けて何もしないのは
エセ楽観主義・疑似楽観主義。

大変な状況だけど、挫けてても仕方ないから
今できる事をやりながら頑張って生き延びていくぞ~!

まだまだ、できる事はいっぱいあるはずだし、
絶対にこの危機を乗り越えていこー!

…そう思い、なおかつ、
その為に具体的に動くのが正しい楽観主義(笑)

厳しい現実は現実としてとらえるが
悲観したり、絶望したり、挫けたりせずに
自分に出来る事を探して試行錯誤しながら
明るい未来を目指すのだっ。

人間の行動は、先ず最初は、気持ちからスタートする

大変な状況であればある程、
自分の脳に言い聞かせる指令は
「まだまだやれる事はあるんだよ~♪頑張れ~!」
であった方が、明るい未来に近いのだっ!

楽観主義の人たち、よく聞いてください。
あなた方には前向きなことを話しつづける義務があります!

前向きな話をしている人に、水を差そうとするのは野暮ってもんです。


もしかしたら誰かの元気や勇気や希望や救いの
小さなきっかけになるかも知れないのに、
自分の中の基準や価値観に合わないからとか、
非科学的とか迷信とか盲信とか、
そんな、器のちっちゃいこと言ってないで…


自分の知らないことだっていっぱいあるんだから
謙虚に、でも素直に(笑)見守る度量を持っていきましょう

誰でも最初は赤ん坊、
何も知らないところから段々と成長していくのです。


でも、何も知らなくて、何もできないはずの赤ちゃんに
人は見ているだけで癒される…


それは赤ちゃんが恐くないから。
自分を傷つける存在ではないし、
自分をいらつかせる存在ではないから。


そして、無限の可能性を持つ未来と無垢なものに
人間は魅かれるからだと思う。


だから攻撃的な人っていうのは
きっと恐いんだろうなあと思うわけです。


恐いから、自分が揺らがないようにって
無意識の自己防衛が働いて
攻撃的になるんだろうなあって…


金持ちケンカせずと言いますが
ケンカして得な事はひとっつもないし、
時間と精神の無駄遣い。


ケンカと議論は違います。

でも、キチンと議論したいならそれなりの条件が必要だし
自説を押し付けるための説得は議論じゃないかな~と。


だから、子どもには議論ができません。
必ずケンカになっちゃいます(笑)

いきつく先は「お前の母ちゃん、でーべーそ!」的な
誹謗中傷・罵詈雑言・人格否定の雨嵐(笑)


また、ホントに賢い人は、
攻撃してこない人間に牙をむいたりしません(笑)
弱い犬ほどよく吠えるってヤツにも似てますね。


こんな大変な時だからこそ、
明るい気持ちを持って、良い未来を信じて
自分に出来る事を一生懸命頑張っていく…

その為の最初のエネルギーやきっかけを
前向きな事を話し続ける人達がくれるわけです。


楽観主義の人たち、よく聞いてください。
あなた方には前向きなことを話しつづける義務があります!


自分の不安や苛立ちや負の感情を、
他人を攻撃する事で憂さ晴らししようとするのは
他者への依存の一種です。


自分で自分の心の問題を解決できない人に、
他人の問題に口出しされても迷惑なだけ。
先ず、自分がひとりでしっかりと前向きに立って
自分を信じ、人を信じ、
できる事をどんどんやって、自信を持って
そして、
関わる相手に何か勇気や元気や希望を
感じてもらえるようになれたらいいなと思います。

そんな関わり方が広がっていけば、
それぞれが持っているものを充分に発揮できて、

なおかつ、合わさった力が何倍にもなる効果が出て
思い・語っていた明るい未来が、
どんどん現実に近づいていく気がします。

自分の力は、自分の為に誰かの為に活かされてはじめて幸せを感じる。

楽観主義の人たち、よく聞いてください。
あなた方には前向きなことを話しつづける義務があります!

心の扉は開いておいた方が楽しい。
そこからやってくるどんなものも、
いつかきっと良いエネルギーにできる時がくると信じてる。
どんなときも、自分次第。