■日本の技術が、世界の海を救う!
skypeの家族のグループチャットに、
ポンとURLだけ貼り付けてあった。
家族じゃなかったら、
こんなアヤシイもの踏んだりしない💢
でも、教師生活ウン十年が教えてくれたURL、
見てみる。
わずか4分のニュース映像、
何だか嬉しくなった私は、
やはり日本人の端くれ。
昨年、2020年の7月、
インド洋のモーリシャス沖で
座礁した日本の貨物船。
燃料タンクから、
およそ1,000トンもの重油が流出(T-T)
その重油の
回収作業に使われていたのが・・・日本の技術。
超極細繊維「ナノファイバー」。
髪の毛の100分の1という細かさ。
わずか20gで、1リットルの油を吸収、
しかも、
一旦吸収した油は逃さない。
水をはじいて油だけを吸い取る
(蓮の葉っぱの構造に着想)。
・・・映像を見て素直に驚く。
2年前の2019年、
佐賀県の豪雨で起きた
鉄工所からの油流出事故。
この時に、支援物資として
メーカーさんが無料で提供したのも、
この油吸着シート。
5万トンもの油の回収が、
なんと2週間で完了した。
ぶちスゴイ!・・・
語彙力貧困&方言で、
いっこも伝わらないけど。
作業に当たった自衛隊員さん達も
驚愕するその性能。
さらに
無償で提供という心意気、
心から尊敬する。
■開発したのは日本の繊維メーカー
『エム・テックス』さん。
超極細繊維「ナノファイバー」の
量産に成功。
各方面に領域展開中で、
将来性も含めて、
天晴れ日本!な企業。
本当、日本の誇りだと思う。
シッカリと特許を
守り抜いて欲しいなあ。
■日本発「魔法の繊維」海もキッチンも救う!
海を救う技術を、
ご家庭にも応用したんだな。
「まだ油を流しているのかしら?」
チラ見しながら
上品に美しく牽制する
マリー・アントワネット様。
「わたしはもう流さない」
凜々しく圧をかける
オスカル・ド・フランソワ様。
強烈なインパクトだ、
『ベルサイユのわた』。
個人的には、
ウン十年前に、
ドイツ製のメラミンスポンジを
実演販売で見た時以上の衝撃。
世界の海を救う日本の技術は、
ご家庭のキッチンも救う。
キッチンは、海への入り口。
排水口に流したものは、
流れ流れて、川から海へ・・・。
「事業には大義が必要」と、
創業者で代表取締役社長の曽田さん。
利益と大義が両立することの重要性を、
社員の方々にも
説いておられるらしい。
■ところで、このURLを貼ったうちの家族の意図は?
サスティナビリティ・・・
持続可能性なんちゃらとか、
CSR・・・
企業の社会的うんちゃらとか、
そう言う学習に
私を着地させたかったのか?
いや、
「これ、すごくない?すごいよな!」
ってやつだな、
シンプルに。
なんたってO型だし。