2021/06/27

世界の海を救う日本の技術   超極細繊維「ナノファイバー」

 ■日本の技術が、世界の海を救う!

skypeの家族のグループチャットに、

ポンとURLだけ貼り付けてあった。

家族じゃなかったら、

こんなアヤシイもの踏んだりしない💢


でも、教師生活ウン十年が教えてくれたURL、

見てみる。


わずか4分のニュース映像、

何だか嬉しくなった私は、

やはり日本人の端くれ。





昨年、2020年の7月、

インド洋のモーリシャス沖で

座礁した日本の貨物船。

燃料タンクから、

およそ1,000トンもの重油が流出(T-T)


その重油の

回収作業に使われていたのが・・・日本の技術。

 超極細繊維「ナノファイバー」。


髪の毛の100分の1という細かさ。

わずか20gで、1リットルの油を吸収、

しかも、

一旦吸収した油は逃さない。

水をはじいて油だけを吸い取る

(蓮の葉っぱの構造に着想)。


・・・映像を見て素直に驚く。


2年前の2019年、

佐賀県の豪雨で起きた

鉄工所からの油流出事故。

この時に、支援物資として

メーカーさんが無料で提供したのも、

この油吸着シート。

5万トンもの油の回収が、

なんと2週間で完了した。


ぶちスゴイ!・・・

語彙力貧困&方言で、

いっこも伝わらないけど。


作業に当たった自衛隊員さん達も

驚愕するその性能。

さらに

無償で提供という心意気、

心から尊敬する。


■開発したのは日本の繊維メーカー

『エム・テックス』さん

超極細繊維「ナノファイバー」の

量産に成功。

各方面に領域展開中で、

将来性も含めて、

天晴れ日本!な企業。



本当、日本の誇りだと思う。

シッカリと特許を

守り抜いて欲しいなあ。


■日本発「魔法の繊維」海もキッチンも救う!

海を救う技術を、

ご家庭にも応用したんだな。


「まだ油を流しているのかしら?」

チラ見しながら

上品に美しく牽制する

マリー・アントワネット様。


「わたしはもう流さない」

凜々しく圧をかける

オスカル・ド・フランソワ様。


強烈なインパクトだ、

『ベルサイユのわた』。


個人的には、

ウン十年前に、

ドイツ製のメラミンスポンジを

実演販売で見た時以上の衝撃。











世界の海を救う日本の技術は、

ご家庭のキッチンも救う。


キッチンは、海への入り口。


排水口に流したものは、

流れ流れて、川から海へ・・・。


「事業には大義が必要」と、

創業者で代表取締役社長の曽田さん。


利益と大義が両立することの重要性を、

社員の方々にも

説いておられるらしい。


■ところで、このURLを貼ったうちの家族の意図は?

サスティナビリティ・・・

持続可能性なんちゃらとか、

CSR・・・

企業の社会的うんちゃらとか、

そう言う学習に

私を着地させたかったのか?

いや、

「これ、すごくない?すごいよな!」

ってやつだな、

シンプルに。

なんたってO型だし。