2021/06/26

実録! 私 VS  スズメバチの女王サマ

蜂の巣駆除、実は5月、6月が勝負の時!

↑ ↑ ↑

ザックリとした状況はこちら


こっちはやや詳しく

↓ ↓ ↓

■暑い日が続いてウダウダ、6月の半ば

でも、その日は、

前夜から吹き始めた風のおかげか、

朝は心地良く涼しかった。


・6:00~6:25 

 草刈り

・6:25~ 

 みんなの体操&ラジオ体操 

・7:10~ 

 草刈り、枝切り、側溝掃除


・・・と、調子に乗って、

行き当たりばったり、

無計画で暴走。


剪定ばさみを持って

チョキチョキチョキチョキ。

ぐるっとお庭を一周して、

最期は、

玄関近くの階段横、

柊(ひいらぎ)へ。


■とっくり型の巣を発見

とげとげの柊の葉っぱを、

何も考えずに

ただバシバシ切っていた。


徐々にスッキリとしてきた

枝葉の隙間に、

・・・ん?ん?んん?

奇妙~~~な形の、

提灯みたいなモノが見える。


こ、これ、これって、

もしや? 

嫌な予感。


・・・邪魔な周辺を切り開き、

全体が見えるように。


速攻写メって画像で検索、

案の定、

スズメバチの巣の

初期段階であると確認。












近くの枝葉を切る振動が

ぶりぶり伝わったのか

電光石火で飛び出してくる!


ああ、この色と模様と形・・・ 

間違いない!

どう見てもスズメバチ系、

ぶいぶい言わす女王サマ








2018年と2020年、

アシナガバチ、スズメバチの駆除を

業者さんにお願いしたことが

ぼんやり脳裏をよぎる。


参照:

蜂の巣駆除、実は5月、6月が勝負の時!


が、しかし・・・これ、 

ちいっちぇ・・・

小さすぎないか?この巣。











■何度も確認したけれど、どうやら女王サマ1匹しかいない。

やはり、

スズメバチ王国建設序盤の、

孤軍奮闘期間中らしい。


巣の形状で検索かけた結果では、

コガタスズメバチの可能性高し。


とにかく、

今なら、なんとか、

出来るかも・・・知れない 

という、素人の浅はかな

明後日方向の決断。


厚手の裏起毛ジャージと

厚手のパーカーと

マスクと軍手を装着、

手に持つのは剪定ばさみ、

木酢液の大型スプレーと、

虫取り網を準備。


相手に隙あらば

入り口に詰めてやろうと、

壁の穴修復用に買っていた

柔らかいパテ粘土も持ってきた。


■ヒット&アウェイ、「ニイタカヤマノボレ」

・・・ちょっと自分でも

何言ってるんだか

よくは分からないけど。


邪魔になる周辺の枝葉を

ばっつんバチバチと、

切っては地道に落としつつ、

時折巣に向かって、

木酢液を執拗に噴霧!!!









女王サマがお出まし!!


私は、独りで

『だるまさんが転んだ』を領域展開。

そして

動かざること山の如し。


だまくらかされた女王サマが

警戒を解いて、とっくり口に入ったら、

即座に巣に向かって

さらに木酢液を噴霧。


その陰湿なること、

もはやストーカーのごとし!


これを、

呆れるほど繰り返し続けた。

30分以上やっていた・・・

確実に。


■女王サマの動きが緩慢に

陰湿な私が

この機を逃すはずもなく、


女王サマが巣から出てくると、

さながら雨のように

木酢液を振りかけた。

自然に・・・


もちろん

不自然極まりない上に、

無慈悲で、理不尽な

悪魔の所業である。


反撃は、なされなかった。

ただただ、

極めて不愉快そうに、

ジワジワ巣穴に

引っ込まれる女王サマ。


畳みかけるような、

大量の木酢液の波状攻撃

粘着気質全開で

シツコクシツコク繰り返した。


出てこなければ、

巣に木酢液。


出てくれば、

本人に木酢液。


鬼舞辻無惨か両面宿儺か・・

いずれにしてもムゴイ所業(T-T)


・今回はたまたま

何事も無かったけれど、

通常はスズメバチには

素人は

手を出さない方がよろしい

かと思われる。


・・・もちろん、

私も素人なのだけど、


歳を重ねて、

その辺の危機管理意識が・・・

希薄になってきたかな(遠い目)


今となって考えれば、

結果オーライだっただけの、

極めて無謀な行為。


■千載一遇の大チャンス!

そうこうするうちに、

一度、女王サマが

「もう、いや!」とばかりに

巣から飛び出し、

どこかへ遠くへ。


おお!

千載一遇の大チャンス!

この機を逃してなるものか、


巣穴の上部を、

剪定ばさみの先っちょで

ツンツンつついて

小さな穴を空け、


・・・木酢液を大量に噴霧。

一心不乱に、シュッシュッシュ!









よろよろと

戻ってきた女王サマ、

明らかな異変、異臭に

戸惑う様子が、見て取れた。


だけど、

気丈にも巣の中にお戻りになった。


「ここまで作ってきた

大事なアテクシの王国、

見捨てることなど、

絶対にできなくてよ!」


・・・巣と運命を共に・・・するのだな(T-T)

正直、少し胸が痛んだ。


しかし、

このまま放置してはおけない。


大きな巣になってしまったら、

素人にはどうにも出来ない。


玄関近くの木の中、

毎日通らないわけにはいかない場所。


家族を危険にさらせない以上、

誰かが心を鬼にして

やり遂げるしかない。


・・・ならば私が。

どうせ、乗りかかった船、

修羅の道・・・うん、大袈裟。


■思えば今年、2021年は、

第1戦目

東側の軒下に

巣作りを始めたばかりの

アシナガバチの女王を、

小さな巣ごと虫取り網で

吹っ飛ばした。


第2戦目

南側の隅っこで

巣作りに取りかかろうとしていた

女王バチを、

執拗な木酢液の波状攻撃で

沈めた。


今回は、3度目の女王戦。


木酢液を全身に浴び、

巣も木酢液浸しにされ、

ほとんどフリーズしていた女王サマを

2重にしたビニール袋で

巣ごと捕獲。


さらに袋に入れて、

入れて、入れて、

マトリョーシカのような

入れ子状態にして・・・終了。











丁度翌日はゴミ出しの日。

可哀想ではあるけれど、

気の毒ではあるけれど、

家族の安全は私が守る!と、

家庭内防衛省の気概で戦ったのだから


この段になって

きれい事は言うまい。


ゴミ袋に入れて、

チクチク痛む心と共に、

そっと集積場に置いてきた。


■スズメバチのダミーを吊り下げるのも効果があるらしい

ネットでいろいろ検索して、

スズメ蜂の巣のダミーを作ってみるかな

・・・と思った。


木酢液を

少し深さのある器に入れて

そのまま置いていくと、

その匂いを嫌って、

周辺には蜂が巣を作らない

という話も見た。


とにかく、

やれることはやってみて良いと思う。


■余談だけど・・・

最近、「シオヤアブ」という、

対スズメバチのアサシンが

我が家のお庭にやってきている。


スズメバチの天敵を庭で発見


これで、さらに

スズメバチが寄りつきにくくなると良いな。