2012/02/20

塩麹の基礎知識(初心者編)

◆塩麹の基礎知識◆

1)塩麹とは、麹・塩・水を混ぜて発酵させた万能調味料
2)5大効能…疲労回復・ストレス軽減・便秘解消・老化予防・美肌効果
3)9種類のアミノ酸(必須アミノ酸)が全て含まれている

4)味が劇的に変わる。素材の旨みをうまく引き出してくれる。
5)健康に良い。塩、砂糖の量を控えることができる。
6)料理が簡単。調味料が塩麹だけの料理もできる。 


9種類のアミノ酸(必須アミノ酸)
・トリプトファン・リシン(リジン)・メチオニン・フェニルアラニン
トレオニン・バリン・ロイシン・イソロイシン・ヒスチジン
必須アミノ酸は、全種類をバランスよく摂取しないと有効利用されないと言われています

◆塩麹の作り方◆
 

※色々な方が紹介していますが、
私は、熊本県熊本市、寛政4年(1792年)創業の老舗『麹の池田屋醸造』さんの
サイトを参考にしています。
(手作り味噌や甘酒の作り方なども載っていて、充実のサイトです)

http://www.ikedayamiso.com/html/newpage.html?code=7


《米麹200gで作る場合》出来上がり量:約700g
・塩 :95g(一部の海水塩など塩分が極端に低いものは避けてください。)
・水:約400cc

《米生麹1kgで作る場合》
出来上がり量:約3Kg
・塩:390g(一部の海水塩など塩分が極端に低いものは避けてください。)
・水:適量(麹がひたひたに浸かる程度)
※余った麹は冷凍庫に保存して長期間保存可能。何度かに分けて使用できます。

《塩入り米麹1kgで作る場合》
出来上がり量:約2.2Kg
・水:適量(麹がひたひたに浸かる程度)
・塩はいれません。
※池田屋さんにて発売中。塩の配合比がくるうため、必ず一度に全量仕込みます。

~作り方~

①米こうじ又は、米生麹を塩と混ぜ全体に馴染ませます。
※塩入り米麹使用の場合は塩は入れてはいけません。 

②(1日目)
タッパー等の容器に入れ(ステンレス・金属製は使用しない)、
水をひたひたになる程度加えます。
ラミジップ仕込は混ぜる代わりに手でモミモミして
熟成後そのまま冷蔵庫に保存でき、使用にも便利です。

③(2日目)
随分水分を吸っていますので、
更にヒタヒタになるぐらい水を足し全体をかき混ぜます。
水を足すのはこの時までです。フタをして、1日1回混ぜます。

④冬季は暖かい部屋で1週間~10日位、(夏季は5日程度)発酵させる。
発酵が進み塩の味がまろやかに、甘酒のような香りが加わり、完成。

◆使用方法◆

野菜・肉・魚介類の重量の約 7~10 %の塩麹を使用します。
多すぎると料理が塩辛くなりすぎるので注意。

<野菜>
お好みの野菜を適当な大きさに切り、
ポリエチレン袋に入れ、野菜の重量の7~10 %の塩麹を入れて揉みます。
冷蔵庫に入れて、半日漬け込みます。
お好みで漬け時間・塩麹を調整してください。
塩麹も洗い流さずそのまま食べられます。

<肉・魚介類>
素材の表面に重量の7~10 %の塩麹を塗ります。
1時間から半日ほど置き、そのまま魚焼きグリル・フライパンなどで焼きます。
又、フライパンにひく油をバター・オリーブオイル・マヨネーズなどに代えたり、
煮込んだり、油で揚げたりと料理の幅が広がります。
(塩麹は焦げやすいので、火加減に注意してください)

<その他>
ご飯を炊くとき、
米3合に対して小さじ1~3程度入れて炊くと、おいしく炊けます。

どのようなお料理にも塩の代わりに塩麹を使うと一味違います。
(以上、麹の池田屋さんのサイトから) 

初心者の方に、私が一番オススメなのは・・・

《塩入り米麹1kgで作る場合》出来上がり量:約2.2Kg
・水:適量(麹がひたひたに浸かる程度)
・塩はいれません。
※経験上、一番失敗がありません!
 
材料など、詳細は 『麹の池田屋醸造』さんのサイトにて
http://www.ikedayamiso.com/



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追記:
ご参考までに。。。

池田屋醸造さんの商品についての
、使用原材料の産地及び生産年
(実際に届く物の内容や原材料です)

・米 22年福岡・宮崎産 
・大麦 23年佐賀産 
・裸麦 22年香川産 
・もち米 23年熊本産
・大豆・フクユタカ 23年熊本産 
・大豆・白目 22年北海道産 
・黒大豆 22年佐賀産

(2012年2月23日 現在)

。。。だそうです。

もし、生産地や生産年度に不安がある方は、別のお店でご購入くださいね。



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