2012/02/04

立春。長生きしよう、元気でいよう

本日は立春。
で、この後に続く言葉は、大抵「暦の上では春ですね
 

・・・春か~、『暦』って言葉、何だかすっごく昔っぽくて好き。
 

そーいえば、
勤労感謝の日って昔は新嘗祭っていう宮中祭祀だった
明治生まれの祖母が嘆いてたなあ。
 

文化の日も明治節だったんだよって・・・
これじゃ祝祭日の意味が若い人達には分からんのじゃないかねぇ…と。


なるほど・・・

そーいえば、『昭和の日』も昔は違う名前だった気がする
みどりの日とか何とか・・・なんでだろうか?

徳川の世が終わって、時代は明治・大正・昭和・平成と続いた
その時々の天皇陛下のご生誕日を『〇〇の日』としても
別にいいんじゃないだろうか?

天皇誕生日が祝日でお休みなんだから、そのまま残せるし。
時代時代の名前が付く日があると、
その時代を思うきっかけにもなるんじゃないかなあ?


で、なんで大正天皇だけないのか?
調べてみると・・・
誕生日は天皇の崩御後に祝日として残るものではなく、
明治天皇と昭和天皇の場合が特別なんだそうで…

明治時代は、維新があり変革の大変な時代だったから。
昭和は、大きな戦争があったりしたから。
そういう理由で、
天皇誕生日を祝日として残そうという事になったらしい。

明治天皇の誕生日はご崩御後すぐに祝日として残ったわけではなく、
何年か後に祝日としようという動きがあって、祝日になったとか。
大正時代は平和な時代だったからこそ、
天皇誕生日が祝日として残っていない・・・との事だけど。

いっそ、明治から、時の天皇陛下のお誕生日はご崩御後は
その時代の名前を付けた祝日にしたらいいのに・・・
と、シンプルにそう思う私。

賢い人達の考える事は良く分からないなあ。

祖母が生きていたら、今こそ聞きたい事がいっぱいある。
98歳まで頑張って元気で生きてくれた事だけでも感謝してるけど
「私は21世紀まで生きたいと思うちょる!」と笑ってた。
19世紀生まれの明治女、私はいつまでも心から尊敬している。
1995年の11月17日に、天に召された。

よし、私も長生きしよう!元気でいよう!
そして、自分が経験した事をちゃんと語っていこう。
難しい事は語れなくていいから、
起こった事、思った事、ちゃんと未来の子らに伝えられるように。

それから、80歳、90歳、100歳以上のお年寄りの方のお話も聞こう。
今聞いておかなければ、聞けなくなるんだ次第に。

そんなことをぼや~っと考えながら・・・
あ、恵方巻きとかって食べるんでしたっけ?今日?