2012/02/02

【32】リアル『もやしもん』の世界

◆2012/02/02(木) 
マクロファージ・コミュニケーション(飯山さんのブログから)
 
はやいものだ。
皆さんが米とぎ汁乳酸菌や豆乳ヨーグルトづくりを始めてから、はや10ヶ月。
 
この“乳酸菌運動”は、まさに燎原の火のようだった。
放射能生活の注意事項』(三五館)という本まで出た。 
この本は「買い占め」にはあわなかったが… (爆)

普通の市民が、化学処理された乳酸菌ではなく、生きた乳酸菌を培養する、
その自家培養した乳酸菌で、放射能障害に強い体づくりを意識的に行う! 
というのだから、われわれの“乳酸菌運動”は、革命的! といってEだろう。

ただし、『放射能ゼロ空間をつくれ!』、この運動だけは、普及速度が遅い。
 

放射能が降る街で生きぬいていくためには絶対に必要! なのに…。
同志諸君には、この“放射能ゼロ空間”の全国拡散を改めてお願いしたい。


さて…、きょう、鷲は、乳酸菌風呂の効能について、新しい視点から語りたい。
それは、乳酸菌風呂に入ると湯冷めしづらい! ということだ。
なぜ? どーして乳酸菌風呂に入ると湯冷めしないのか?

乳酸菌風呂に入ってから2~3分たつと…、
マクロファージ・コミュニケーションという不思議な現象がはじまる。

これは、鷲に言わせれば、不思議でも何でもなくて…、
微生物同士が情報を交換しあう交信行動だ。

 

どういうことか?
われわれが風呂に入ると、皮膚の直下の毛細血管のなかを泳ぐ白血球、
とくにマクロファージという白血球が敏感に反応する。

「お! 風呂の湯のなかに俺たちの仲間(乳酸菌)がいるぞ!」と騒ぐのだ。

「マクロファージ」とは、
病原菌など他の細胞体を丸ごとパクッと呑食する“大食細胞”のこと。
じつは、白血球のマクロファージも、乳酸菌も、同じ“大食細胞”の仲間だ。
この仲間同士が、情報を交換しあう…。
これが、「マクロファージ・コミュニケーション」だ。

マクロファージと乳酸菌は情報を交換しあい、次には「物々交換」を行う。
どんなブツを交換しあうのか?
 

マクロファージの命令で、人間の毛細血管・リンパ線・汗腺は、
乳酸菌に老廃物を与えようと、血流を増大させて大盤振る舞い。
人間の老廃物は乳酸菌にとっては「優良なエサ」だからだ。

で、乳酸菌は、皮膚から最良のエサ(老廃物)をもらったので、返礼をする。
お礼の品々は、乳酸・ビタミン・ミネラル酵素などなど。

以上が、風呂の中で行われる「人間と乳酸菌の取引」だ。
 

この取引をするために、血流が増大するので、湯冷めしない!
この湯冷めしない体質こそが「抗癌体質」だ。

「抗癌体質」とは、マクロファージが増えやすい体質! ということだ。

どうだろう? 乳酸菌風呂の素晴らしい効能!
さぁ、皆さん、いつまでもデレデレとネットばかりヤッてないで…、
はやく風呂に入りなさい!カラダを温めてきなさい!つの。

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このブログ記事、私は乳酸菌風呂のお風呂上がりに書いている。
何と言うタイミングでしょう…
しかも、私がお風呂に持ち込んで半身浴しながら見ていた本は『もやしもん』。

それと、飯山さんのブログ記事の前日に 
ツイッターでシカゴ・ブルースさんと乳酸菌風呂の話を
していたところだったので何かにんまり。

さて、『マクロファージ・コミュニケーション』
このタイトルを読んで、ふと思い出した事があります。

それは、以前私が書いたブログ記事

『理科好き子どもの広場』と『TED』 と言うのがあるのですが・・・ 

この中で私は『理科好き子どもの広場』というサイトをご紹介しています。
私が面白いと思った部分が第73話(コピー・引用禁止なので番号でリンク)
そこには細菌同士のコミュニケーションについて書いてあります。
「細菌はどうやってコミュニケーションするのか」 という引用記事もあります。
合わせて読んで頂くと、面白いかもしれません。
その時にも書きましたが、『もやしもん』の世界みたいです(笑)