「唯一生き残ることが出来るのは、
最も強い者でもなく、最も賢い者でもなく、
変化できる者。」
ダーウィンさんが言ったのとは、ちょっとニュアンス違うかも。
・・・けど
分かるような気だけはする。雰囲気、雰囲気。
■賢かったから、強かったから、変化できた?
・・・なんて考えても、あまり意味は無い。
どっちにしても、
環境も状況も、時間と共に変化するのだから、
自分だけが変化しなければ、
そりゃ段々辛くなる。
■揺るぎなく「変わらずに大事なもの」は、勿論ある。
命の大切さとか、
夢を持って、そこに向かう努力を積み重ねる事とか、
人を慮る心、自分を律する事、
勇気や正義(基準はそれぞれでも) etc.
でも、
■生きていて、全く変わらないものはない。
人間の身体も、
常に新しい細胞が生まれていて
気がつかない間も、常に変化の中にある。
変わらないでいることは、逆に不自然。
問題は、何がどう変わるか。
■外側からの影響がきっかけで、自分の内側が変わる。
この「外側」というのは、自分以外の人や物、環境。
外からの影響(情報)を取り込んで、熟成させ(笑)、
自分の内側(価値観、判断基準)が変わると、
外側に向けて出すもの(言葉、行動)も変わっていく。
その、外側に向けて出したものが、
自分を取り巻く新しい外側の、
さらなる変化のきっかけにもなる。
そうやって変化した外側からの影響で、
自分の内側に、また新しい変化が起こる。
■自分が起こす変化の繰り返しで、未来も変わっていく。
成長、衰退、進化、退化、
どんな変化なのかは分からないけど、
自分から能動的に動いて起こす変化は、
どんな結果でも、
意外とすんなり納得できる気がする。
正解不正解、いろいろあるだろうけど。
自分が変化することも、楽しんだりして。
あ、老化も変化か orz まあ、それは置いとく・・・
「いいのか?置いといて」「ほっとけほっとけ」
今般の新型コロナみたいに、
これだけの規模で、
思いもかけなかったトンデモナイ事が起こってくると、
さすがに今までの経験だけでは対処しきれない、
先ず心が相当やられる。
外側からやってくる状況も情報も、
環境の変化も、怒濤の波乱てんこ盛りで、
不安やら恐怖やら憤りやら悲しみやら・・・
ちょっと断続的な茫然自失。
気持ちを立て直したり、くずおれたりが
交互に繰り返されて、精神的に疲れ果てる。
余りにも先が見えないから。
長く続くストレスのせいなのか、メニエールが再発。
自分でさらなる課題を背負い込んでどうする。
「メニエールよ」「あら久々ね」「1年ぶりらしいわ」
■日常をちゃんとちゃんと積み重ねる
今の状況がどんなであっても、
とにかく生きていくことが大切、これは本能。
だから、なんとか自分の心と体を保って、
日常をちゃんとちゃんと積み重ねる。
そのために必要ならば
これまでになかったような形と規模の変化を
自分自身に起こす。時間を掛けて。
■微差は、重ねれば大差になる
日常の中で起こす変化は、微差。
でも、微差だって積もり積もれば大差になる。
それに、微差だからこそ積めるってのもある。
一気に大変なことをするのは、かなりしんどいし、
一気に変われば、リバウンドもあるだろう。
地味にじわじわ、でも続ける。
時々サボる、でもやめない。
いや、時々サボるから続く(笑)
■「そんなこと、とても出来ない」⇒「やってみて、それから考える」
今年、起こそうとしている変化がこれ。
出来るか出来ないか、考えるより先に、
とにかく、先ず、やってみる。
やってみて出来なかったら、違う角度からもう一回。
それでもダメなら、さらにまた違う形で。
何度も何度も何度も繰り返して、
ダメなら・・・捨てる(笑)
で、新しい何かをまた考えてやってみる。
これだけ、しつこいくらいに何かに取り組むのは
今まで、ほとんどやったことがない者にとって、
ものすごい「変化」。
降りかかるものに対処するばかりだった。
だからとても苦しかった。
なんで、こんな目に?と、
■単純な話
降りかかるものに対して、予測も備えもなかった。
↓(結果)
いつまで経っても、降りかかられ続ける(表現が)
そして、受け身の姿勢でいる限り、
いつまでも何かが降りかかってくるだけ。
■自分から動いて、降りかかりそうなものに備える
ろくでもないものが降りかからないように、
よしんば降りかかっても、
何とか出来る自分でいられるように、
日頃から、予測を立て、準備を心掛けて行動しておく。
この、『転ばぬ先の杖』を先にやっておけば、
少々何かが降りかかってきても
対処にアタフタしまくることもないし、
消耗することもなく、
追い詰められることもないし、
万が一、多少はやられても
重症にならずに軽症で済むんじゃないか?
「それは大切かも」
■それなりの決心と、それなりのエネルギーが必要
自分から変化を起こそうとして、
能動的に行動するのは、
なかなかにハードルが高い。
もともと、
そういう事をしてこなかったから
こうなってしまっているワケで。
でも、過去の思考と行動の結果が今で、
その今が、不本意なものなのなら・・・
■今を、変えてみるのが一番早い
考え方と行動を変えないと、
また同じ結果がやってくるに違いない。
でも、だからこそ、
考え方と行動を変えれば、
違う結果がやってくる可能性がポコッと生まれてくる。
■とにかく試してみる!
試しにやってみた上で、
良い結果に繋がった思考と行動を残す。
それをさらに、改善やら修正やら繰り返して、
またどんどん試す。
良くない結果につながったものは、
執着せずにアッサリ手放す。
最も強くもなく、
最も賢くもないけれど、
自分の意志で変化できる者になろう
…と決意する春。
「見守るしかあるまい」「うむ」「だな」「で、あるか」
そして今日は、母の誕生日。
産んでくれた、育ててくれた、その恩は、
直接には返しきれるものではないから、
自分の人生をきちんと全うすることで、
誰かや何かの役に立つことで、
命を伝えていくことで、
地味にちびちびと…ありがとうの思いを込めて。
Happy birthday!