NHKの『100分de名著』を時々録画して見てる。
なかなかゆっくり見る時間が取れないけど、
今やってる鴨長明の『方丈記』が面白い。
『方丈記』は、実は日本最古の災害ルポルタージュ。
その前半部分のほとんどは、
平安時代末期に、立て続けに京都の都を襲った災害、
地震、竜巻、飢きん、大火事などの様子が、庶民の目線でリアルに描かれている。
地震、竜巻、飢きん、大火事などの様子が、庶民の目線でリアルに描かれている。
『方丈記』の作者、鴨長明は平安時代のルポライター。
神職の子として生まれたが、20代に悲惨な災害の数々を体験、
その中で、世の無常と向き合いながら人はいかに生きるべきかを考察している。
『今よみがえる方丈記~日本最古の災害ルポルタージュを読む~』
10月21日(日)22:00~ NHK Eテレ
(再放送あり 10月28日(日)午前0時50分)
『100分de名著』鴨長明『方丈記』
第3回捨ててつかんだ幸せ 再放送あり 10月24日(水)
第4回不安の時代をどう生きるか? 10月24日(水)午後11:00~11:25 NHK Eテレ
第4回不安の時代をどう生きるか? 10月24日(水)午後11:00~11:25 NHK Eテレ
今から800年も前の事なんだけど、
生きている人間は、やっぱり同じ「人間」で・・・
今生きている私達と同じ様に
怖かったり、辛かったり、悲しかったり、虚しかったり、悔しかったり
どうしようもない自然災害の前に立ちすくみ、打ちひしがれる
そして、そこから 時間をかけて立ち上がる
時間はかかるんだけど、でも、立ちあがって・・・また歩き始める。
歩き始めるんだよね。