こんまり(近藤麻理恵)さんの本、
『人生がときめく 片づけの魔法』(サンマーク出版)から
『人生がときめく 片づけの魔法』(サンマーク出版)から
ザザッとまとめてみると・・・
スムーズな片付けには、順番も結構大切なポイント。
衣類⇒ 本類⇒ 書類⇒ 小物類⇒ 思い出の品
この順番でやると良いらしい。
1. 家にある洋服すべて床に広げて「ときめき」チェック
すべての洋服を集めるっていうのが、大事なポイント。
1着1着手に取ってみて、「ときめき」を診断。
自分の心がときめくか、ときめかないかで、スッパリと決める。
一気にやる為には、例外を作らない。
だから、用意する服は季節物だけではなくて全部のシーズンの服。
「ときめかないな」と判断して、捨てる時には「ありがとう」と言って捨てる。
「洋服を一カ所に集めるのがそもそもハードルが高くて、スタート前に挫折」
って場合のコツは、モノを集めている間は何も考えないこと。
5分以内に集める覚悟で、ロボット気分で素早く動いた方が楽しくなっていく。
2.書籍類をすべて床に置いて「ときめき」チェック
本棚に収まったまんまでは「ときめき」を判断出来ないので、とにかく床に全て置く。
ここで重要なポイントが2点!
①「いつか読むかも…」の『いつか』は永遠にこない(たとえば、語学の学習本。)
②殿堂入りは迷わず残す。(気に入っていて座右の名と呼べる本は残す。)
3.書類は全捨てが基本
書類は、以下の3つ以外は全部捨てる。
- 「今使っている」
- 「しばらく必要である」
- 「ずっととっておく」
4. 小物類は1カ所に集めてカテゴリ別に整理
小物類
DVD・CD・文房具・裁縫道具・機械類・印鑑・通帳・キッチン用品・スキンケア・
メイク道具・薬・消耗品(洗剤・ティッシュなど)・アクセサリー等は、
- 一ヶ所に集める ⇒ カテゴリー別に整理する
5.
思い出の品は、
ダンボールに収納してしまった時点で死んでる
思い出の品は、つい読みふけったりして、片づけスピードが落ちてしまうので、
片付け祭りの流れと勢いに乗って一気に片付ける。
- 思い出の品は見えるところに飾る
- 飾らないと判断したものは捨てる
- 飾る場所がない場合は収納スペースに飾り、ダンボールに入れて収納しない
もう少し詳しく言うと、
1.片付けは自分の棚卸し
片づけは、本当に自分の好きなモノを見つける、自分の棚卸し。
本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てる。
自分がきちんと向き合える量に絞り込むことによって、
モノと自分との関係がいきいきしてくる。
片付けをする時、人は自分の価値観に向き合う。
そして、モノを捨てることは、残ったモノをもっと大切にすることでもある。
片づけなんてさっさと終わらせたほうがいい。
本当にときめくことに大いに時間と情熱を注いだほうが良い。
片付けは、目的ではない。
片付けには、必ずもうひとつ上の目的がある。
その目的を見失ったままだと、退屈で悲壮な作業になりかねない。
2.片付け =(1)捨てる+(2)定位置
片づけでやるべきことは大きく分けて、たった2つ。
- 「モノを捨てるかどうか見極めること」
- 「モノの定位置を決めること」
じつはこれが、収納とは何かの本質。
先ず、捨てるか残すか決める。
そして、残すものについてはモレなく定位置を決める。
3.片付け = 日常の片づけ+祭りの片づけ
片づけには2種類ある。
- 「日常の片づけ」
- 「祭りの片づけ」
4. 片づけ衝動の原因は?
試験前の「片づけたい衝動」のように、
せっぱつまった状況になると片づけたくなる人が多い。
無性に片づけがしたくなる時は、心理的に片づけたい「別の何か」がある時。
片づけたい衝動は、決してネガティブな逃避行動ではなく、
脳内メモリの空き容量を増やすために行うポジティブな行動。
5.リバウンドを起こさないために必要なことは?
片付けのコツは「一気に、短期に、完璧に」
ときめくかどうか心に聞いた時の、その感情を信じる。
収納は極限までシンプルに。
片付けは、「場所別」ではなく、「モノ別」に考える。
リバウンドしたくなければ、このポイントは絶対にはずさない。
同じカテゴリーのモノは一ヵ所に収納する。
一気にがんばってやった片づけがリバウンドしてしまうと、
セルフイメージが下がり、片づけに対する苦手意識が生まれて、
チャレンジがさらに難しくなる。
それを防ぐためには、自分の価値観(ときめき感)に基づいて、
一気にやって、シンプルな収納ルールを作ること。
6.片付けのベース
「片付けはマインドが9割」、具体的に「理想の暮らし」を妄想してみる。
「なぜ、そんな暮らしがしたいのか」を考える。
結局、モノを捨てることも、モノを持つことも、
「自分が幸せになるため」にすること。
あたりまえの事のようだが、もう一度、自分で考えて納得して、
腹にストンと落ちるようにすることが大切。
人がどんな環境環境に囲まれていると幸せかは、
その当人にしか決めることはできない。
片付けのベースになるのは、理想的な暮らしのビジョン。
手を動かす前に、自分の理想と向き合うことが大切。
(※ここら辺りは、『片付け祭り』スタートの前に を参照)
7.片付けの順番の意味
衣類⇒ 本類⇒ 書類⇒ 小物類⇒ 思い出の品
難易度の低いものから順番にやっていく方が良い。
徐々に経験値を上げていって、最後に一番難しい思い出の品に挑む!
8.その他
バッグは毎日、空にする。
収納を開いた時に見える「情報の多さ」が、部屋の中にざわざわ感を作りだす。
シンプルに・・・これが基本。