今年、2012年は天体ショーの当たり年。
部分月食とは、
http://www.astroarts.co.jp/special/20120606transit_venus/index-j.shtml(6/6金星通過)
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2012/06.html
日本中が盛り上がった感のある5月21日(月)の金環日食に続いて、
6月4日(月)には部分月食、6月6日(水)には金星の太陽面通過が控えています。
もうすぐですね~
部分月食とは、
太陽と月の間に地球が入り、太陽・地球・月が一直線に並ぶ満月の時、
地球が月に対して太陽の光をさえぎる場合に起こります。
つまり、地球の影が月にかかって、その部分が欠けて見える現象です。
満月はおよそ1か月に1度起こりますが、毎回月食になるわけではなく、
また起こっていても地球の反対側では見られないことを考慮すると、
同一地点では月食は平均して1年に2回ほどしか観察できません。
日本では、2010年には3回、2011年には2回でしたが、
2012年に見られる月食(本影食)はこの6月4日(月)の1回限り!
午後6時59分に始まり、欠けが最大になるのは午後8時3分。
終了するのは午後9時過ぎくらいらしいです。
今回は、日本中どこででも観察することができるそうです。
東のほうでは最初から最後まで観察できますが、
西の地域では月が昇ってくるときにはもう欠けているそうなので、
いつもとはちょっと違う月の風景が楽しめるかも。
そうそう、月の位置はあまり高くないそうなので、
しっかり観察したい人は、南東の空に余裕のある場所を探しておいた方がいいみたい。
6月6日(水)の朝から昼過ぎにかけては、
金星が太陽の前を横切る「金星の太陽面通過」が見られます。
金星が太陽面を6時間かかけて通過。
朝から昼過ぎにかけて太陽面上を金星のシルエットがゆっくりと動いていきます。
この現象は2004年6月8日にも起こりましたが、
今回を見逃すと次回は105年後(2117年12月)です。
次回を見るのは先ず持って不可能だと思われますので…
平日のお昼ですが、可能な方はぜひ観察してみましょう。
太陽面通過の観察は、太陽の観察とほとんど同じことなので、注意が必要です。
太陽面通過の観察は、太陽の観察とほとんど同じことなので、注意が必要です。
金環日食の観察で使った道具があれば再利用して、安全に観察しましょう。
参考:
http://www.astroarts.co.jp/special/20120604lunar_eclipse/index-j.shtml(6/4月食) http://www.astroarts.co.jp/special/20120606transit_venus/index-j.shtml(6/6金星通過)
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2012/06.html