2021/04/13

泣くことで復活できる事もある。

 ■泣くのは後だ・・・と、決めてから1ヶ月

母を見送った後、やることがいっぱいあったけど、

ひとつひとつ片付けて行く間に1ヶ月が過ぎた。

まだ、やることが幾つも残っている。

だから、まだまだ 泣くのは無意識に避けている気がする。


■我慢しているのではない

日常を淡々と過ごすことで、

やるべき事を粛々とやることで、

自分の心が崩れるのを回避し、コントロールしている。


これは、我慢ではなくて・・・う~ん、何かな、何だろうな?

堰き止めているのではなくて、

流れを作って、誘導する形で、決壊を防ぐ感じ?・・・意味不明だ。

ただ、空を見上げることが多くなっている。


■上手くやっているつもりだったけど

それほど器用ではなかったようで

どこの何が弛んだのか、メニエールが出てしまった。


仕方が無いので、数日間、スケジュールを空白にして

つまり、先送りにして、可能な限り体を休めた。

思えば、睡眠の時間も質も低下していたんだな。


■で、何をしていたかというと・・・

『鬼滅の刃』を全巻通して一気読みした(笑)

メルカリで中古を大人買いして、爆読みして、疲れ果てて眠った。


母のことでではなく、『鬼滅の刃』で泣いた。

多分それで復活できたんだと思っている。


母を失ったことで泣いていたら、

ずっと泣き続けていただろう。

日常が全部涙に沈んだかも知れない。

父の時にそうだったように。


でも、『鬼滅の刃』で泣いたから・・・

傍から見たら薄情に見えるんじゃないか?と思うくらい

今は、正常に機能できている。


■でも、本当言うと、ちょっとだけ 

鬼滅で泣いたふりして、母を思って泣いた。

こういうことって、年齢は関係ないんだな。


小さな頃みたいに「おかあちゃまっ」って声に出して呼んで

母を思って泣いた。


生きていくって、すごいな。

もっと強くなりたい。

で、時々泣くのさ(笑)










この世に生んでくれただけでも、本当に有り難い。

その上、育ててくれたんだから、何一つ文句などない。

この愛と恩は、両親にはとても返しきれないから、

自分に繋がる命に、何か出来ることをしたい・・・と思う。