2021/05/05

5月5日 こどもの日。立夏。人生は、まだ始まったばかり。

■少し安堵している自分を感じる

母の五十日祭(仏教では四十九日)を無事に終え、

悲しみや寂しさは胸に残していても、

これから、また新しい日々が始まる。


この安堵の気持ちは、

母が本当の本当に、いなくなってしまったのだと言うことを

静かに受け入れたのかも知れない。


もう、苦しいことも辛いこともなくて、

懐かしい人達と再会し、安らいで、幸せでいるんだと。

父も、妹も、祖母も、母の両親も、先に旅立った母の姉妹達も、

きっとみんな一緒にいて、楽しくおしゃべりしているよね。




■本当にちょこちょこと体調を崩した

自分が思っていたほど頑強な精神ではなかったのか、

こんな年齢になっても、親を亡くす事の衝撃は大きかったのか

先月は、バカみたいに頻繁に体調を崩してしまった。


5分筋トレすら出来なくなっている自分に、自分が一番驚いた。

腹立たしいやら、情けないやら、でも、出来なかった・・・orz

朝の「みんなの体操&ラジオ体操」だけは、

なんとか死守したいと思ったけれど、それも何回かはサボッた。


食欲は不安定で、食べられないこともあったし、

逆に壊れたようにドカ食いする事もあった。

(胃と背中が痛くなって、すごく後悔した)


内耳から首にかけて鈍い痛みが続いて、

しばしば音の聞き取りに不自由した。

ちょっと油断すると、

母のことを思い出しては涙がほろほろ出た。


24時間、家で介護していたと比べれば、

病院に入ってからは、緊急時の安心感はあったけど、

淋しい思いもさせたから、どこか悔いが残っているのも事実。

昨年からはコロナのせいで面会さえ出来なくなり、

そんな中での急変だったから・・・忸怩たるものがあるのは仕方ない。


そうよ!いいじゃん、泣いたってさ(T-T)


■メニエール持ちは、一病息災を心掛ける

気力はあっても、めまいを起こして動けなくなることもあった。

こうなると、この季節の我が家の風物詩、

私の「春の脚立登り」が不可能になる。

まあ、単に、日差しがきつくなる前にサンシェードを軒下に張るだけ。


でも、160㎝の私が180㎝の脚立の最上段に立って、

さらに両手を伸ばしてやる作業だから、結構・・・怖い(笑)

しかも庭に向かう東面と南面合わせて5張だし、

1張は3m四方くらいだから、サイズも重量もそれなりにある。


メニエール持ちにとっては、「ここでめまいを起こすと・・・」と考えると

ちょっと命の危険を感じて正直ビビった。

母のすぐ後に、私が脚立から落ちて・・・何て、本当に洒落にならない。


メニエールは完治はしないと言われるなら、

「目指せ!一病息災!!」をひとりスローガンに掲げ、

地味に地道に健康維持を心掛けてきた、このウン十年なのだ。


睡眠不足・過労・ストレス、これらはメニエールの大敵だけど

世界中、全部の生命の健康にとっても大敵。

上手に工夫しながら回避して、自分を大事に&鍛えながら生きよう。


■人生の折り返し地点

昨年、大きな節目の年を迎えた。

それから3ヶ月後に母を見送ることとなった。

これはもう、多分、そういうことなのだろう。


新しい人生を始める。


年齢は単なる数字です・・・と、

90歳を越えた筋トレインストラクターが力強くおっしゃる。


加齢を言い訳に、逃げていても仕方が無い。

なりたい自分に向かって、やりたい事は全部やってみよう。


新しい人生は、まだ始まったばかり。

この5月は、これまでとは違うものにしてみよう!・・・と思う。