■持病と言えば持病、でも、大抵は忘れている
忘れているくらいの頻度でしかやってこないから、
『一病息災』だと思って、極端なことさえしなければ
概ね元気に毎日を過ごしていける。
…はずではあるのだけど、本当に時々、ドカンとやってくる。
1月の下旬に入って、それは突然やってきた。
■で、けっこうイキナリやってくる
繊細な人なら予兆には気がつくのかも知れない。
繊細さの欠片もない私にとっては、「イキナリか!」となる。
天井がグルグル回るような感じで、まっすぐ歩けず、
うずくまったり、横になったり、たまに頭痛もあったり、
で、気持ちが悪くなって吐き気…
というパターンがほとんどだったけど、
「若い」とはお世辞にも絶対に言えない年齢になってからは
閃輝暗点なしに、文字通りイキナリ…めまい。
そして、気持ちが悪くなる&動けなくなる。
そういえば、数年前には、
洗濯物のカゴを抱えたまま、急なめまいで足を踏み外し、
玄関から転がり落ちたっけ。
三半規管、やっぱ大事なんだなあと打撲の痛みと共に痛感。
■様々な活動が、スローペースまたはお休みになる
粗忽のみならず迂闊な私は、
少し回復するとすぐに活動を再開してしまう。
「宵越しの元気は持たねえ」を実践して家族のひんしゅくを買う。
可及的速やかな完全回復が望まれているにもかかわらず、
ちょっと貯まったらすぐ使う、小学生の貯金みたいな元気の使い方。
つまり、長年生きてきて、学習することがあまりにも少ない。
多分、考えてない。
動けるから動く、動けないから休む。それで何とかやってきた。
結果、後先考えない性格の修正はなされないままに
年だけ重ねて、現在に至る。
■そして2週間が過ぎ…
これはもう、「サボリ」認定が入ってしまうくらいの体たらく。
家族は誰も何も言わないが、
…言っても仕方が無いと思っているに違いない。
いや、それじゃあ鬼だよね~(笑)
脳天気な私が被害妄想チックになるくらい辛かったと思って許して。
もちろん仮病ではないし、かなり辛かったりもする時もあった。
と言うより四六時中気持ちが悪く、内耳や眼窩の痛みもあった。
普段動きまくっているので、横になっている時間が増えてから
肩がこって、鎖骨まで痛くて、頭痛も始まって、凹んだ。
どうにもならない時は、何度か鎮痛剤様のお世話になった。
しかし、やっと夜明け。
めまい、吐き気、頭痛、かなり軽減し、家事も出来るようになった。
5分筋トレも、地味に再開した。
しかし、1月が終わっていたどころか、2月が4分の1過ぎていた…orz
■特効薬はない。一病息災を目指すのが正解なんだろう
加齢やら、運動不足やら、睡眠の質やら、ストレスやら、
何だかんだの複合的な原因らしいから、お医者様も
「とにかく、無理しなければ良いんですよ」と。
「大事なのはね、倒れる前に来て下さることですね」と。
…ええ、無理の基準は人それぞれですけどね。
寝たり起きたりで、ウダウダしてたら、腰痛にもなってしまった。
メニエールとギックリ腰、これ、かなりガッカリする組み合わせ。
食欲は落ちるし、おトイレに行くのも辛いし、家事は出来ないし、
立っても座っても寝ても腰が痛いし、PCの画面見ても気持ち悪いし、
予定は全部先送りになるし・・・ 自分で自分が情けないし、
私は、まるでゲルバーバ星人のように、
メエ~!メエ~! と、為す術もなく泣きみそになっていた。
(※6:00あたりからご覧になると「メエ~」まで早いです。)
それが、やっと、やっと、
自由に動けて、ご飯もがっつり食べられて、痛みからも解放され、
PCに向かう事もでき、お散歩も行けるようになった。
これから徐々に、弛んだ筋肉を元に戻していこう。
いや、無理はしません。
でも、出来る事はやります。
過ぎた時間は取り戻せないから、これからの時間を、さらに大事に使います。
元気でいられるのは本当に有り難い。
この感謝の気持ちを、自分の中にしっかり置いて、淡々粛々やっていきます。
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ちなみに、私は、ゲルバーバ星人は嫌いじゃありません。
上地春奈さん、すごい女優さんだと思います。
『宇宙の仕事』『勇者ヨシヒコ』『新解釈 日本史』、チェックしてみて下さい。