2014/09/08

くじけないよ



【くじけないで】
亡くなった母とおなじ

九十二歳をむかえた今

母のことを思う


老人ホームに

母を訪ねのたび

その帰りは辛かった

私をいつまでも見送る母

どんよりした空

風にゆれるコスモス

今ははっきりと覚えている

~ 柴田トヨ ~

Facebookで見つけた言葉。



大好きな祖母を思い出した。



「そん時そん時に 出来ることを一生懸命やりよったら

いつの間にか、こねーに長生きさせてもろうちょった。

もうけもんじゃあ(笑)」


20年前に97歳で天に召された祖母。


今ならもっともっと、

ちゃんと、いっぱい、深く、いろんな話をキチンと聞く事ができたのにと思う。


でも、こっちの心の器の準備ができるまで

人生は待ってくれない場合が多いみたい。


だから、『今』できることの精一杯を積み重ねていこうと思う。


誰かの言葉を、

ちゃんとちゃんと受け止めて自分の命の力にできるように。



自分以外の人はみんな先生。

必ず学ぶことがある。




4ヶ月前に、突然、祖母のもとに旅立ってしまった父は、


「まあ!どねーっちゅうことかね!

83ぐらいでこっちへくるっちゃあ、こらえ性のない!」


・・・と、祖母に叱られていることでしょう(笑)



祖母と、父と、妹にガッチリと見守られて

私はしっかりと長生きしようと思う。



命の愛しさは、自分の生き方と

自分以外の人たちへの感謝の思いが作っていくんだと

この頃、そんな風に思うようになった。



実は、生きるということは、

ものすごい奇跡の積み重ね。



有難くて、有難くて、

勿体無くて、勿体無くて、


大事に大事にしたいと思う。



たくさんの命の繋がりの中で、

こうやって、毎日が続いていくって、なんて幸せなんだろう。


よし、頑張っちゃうぞ!