2022/06/30

vs .アシナガバチ 6月の陣 戦闘モード!

 ■6月27日、軒下にアシナガバチの巣を発見

4月の陣以降、

小まめにチェックしていたつもりだった。


庭木の枝の間、草の影、軒下、ポスト裏 etc.

目視でも発見されず、羽音もなく、

家族による目撃情報もなかった。

今年は早期決戦で圧勝だったと、

それでも、巡回監視・警戒は怠るまいと、

日々、確認は怠りなかった。


しかし、

5月下旬に突然起こった悲しいお別れ(T-T)

私の心と体が受けたショックは途轍もなく大きく、

この1ヶ月以上、正直言って『ふぬけ状態』だった。

毎日毎日、小さなきっかけで泣いていた。

失われた命は2度と戻らないのだと、

頭では理解できても、心が受け入れてくれない。


「こんな事していてはダメだ、あの子が悲しむ!」

と、こわばる心を奮い起こして

夏の準備にサンシェードを張るべく

180㎝の脚立を立てて登った私の目の前に、

・・・作っていたのね、こんなところに。

アシナガバチ、恐ろしい子ヽ(゚Д゚)ノ


4月に撃破したはずのアシナガ王国は、

虎視眈眈と機会を狙っていたようで、

茫然自失の私の隙を突いて、

地味に建国を進めていたらしい。


5月以降、ちょっと心が壊れている私は、

まったく後先考えず・・・

ガンゼキで巣ごと叩き落として、そのまま潰してしまった。

いま思い出しても ((;゜д゜)ガクガクブルブル

半袖&短パンで蜂相手にやることじゃない!


当然、女王バチだけではなく、配下の蜂たちもいたのだが

緊急退避したのち敢然と向かってきた兵は、

ガンゼキをフルスイングして弾き飛ばした。

地面に落ちたものには、容赦なく木酢液を発射。


慟哭の底から満身創痍の心で立ち上がった私には、

理性も冷静な判断力も無く、恐怖も感じていなかった。

何なら自暴自棄状態と言ってもいい。


・・・あかんヤツやん、これ。


命の儚さ、大切さ、失うことの切なさを

この1ヶ月以上たっぷりと味わってきたはずなのに、

蜂にだって命はあるのに・・・


いや、もともと、

生きると言うことは罪深いことでもあるのだ。

家族の安全を守るために、蜂は駆除せねばならぬ。


それに、生きるための食事によって、

日々、他の命を頂いているのだ。

きれい事を言うよりも、

それを受け入れた上でしっかりと生きていこうではないか。


・・・って、良い感じにまとまったので

これから、逃走したアシナガバチが戻ってきていないか

チェックして・・・駆除する。

罪悪感は、全てが終わってからじっくりと引き受けよう。


生きるってことは、そういうことだ。

でも、もうちょっと危機管理して

せめて装備を調えてからにしよっと。