■6月27日、軒下にアシナガバチの巣を発見
4月の陣以降、
小まめにチェックしていたつもりだった。
庭木の枝の間、草の影、軒下、ポスト裏 etc.
目視でも発見されず、羽音もなく、
家族による目撃情報もなかった。
今年は早期決戦で圧勝だったと、
それでも、巡回監視・警戒は怠るまいと、
日々、確認は怠りなかった。
しかし、
5月下旬に突然起こった悲しいお別れ(T-T)
私の心と体が受けたショックは途轍もなく大きく、
この1ヶ月以上、正直言って『ふぬけ状態』だった。
毎日毎日、小さなきっかけで泣いていた。
失われた命は2度と戻らないのだと、
頭では理解できても、心が受け入れてくれない。
「こんな事していてはダメだ、あの子が悲しむ!」
と、こわばる心を奮い起こして
夏の準備にサンシェードを張るべく
180㎝の脚立を立てて登った私の目の前に、
・・・作っていたのね、こんなところに。
アシナガバチ、恐ろしい子ヽ(゚Д゚)ノ
4月に撃破したはずのアシナガ王国は、
虎視眈眈と機会を狙っていたようで、
茫然自失の私の隙を突いて、
地味に建国を進めていたらしい。
5月以降、ちょっと心が壊れている私は、
まったく後先考えず・・・
ガンゼキで巣ごと叩き落として、そのまま潰してしまった。
いま思い出しても ((;゜д゜)ガクガクブルブル
半袖&短パンで蜂相手にやることじゃない!
当然、女王バチだけではなく、配下の蜂たちもいたのだが
緊急退避したのち敢然と向かってきた兵は、
ガンゼキをフルスイングして弾き飛ばした。
地面に落ちたものには、容赦なく木酢液を発射。
慟哭の底から満身創痍の心で立ち上がった私には、
理性も冷静な判断力も無く、恐怖も感じていなかった。
何なら自暴自棄状態と言ってもいい。
・・・あかんヤツやん、これ。
命の儚さ、大切さ、失うことの切なさを
この1ヶ月以上たっぷりと味わってきたはずなのに、
蜂にだって命はあるのに・・・
いや、もともと、
生きると言うことは罪深いことでもあるのだ。
家族の安全を守るために、蜂は駆除せねばならぬ。
それに、生きるための食事によって、
日々、他の命を頂いているのだ。
きれい事を言うよりも、
それを受け入れた上でしっかりと生きていこうではないか。
・・・って、良い感じにまとまったので
これから、逃走したアシナガバチが戻ってきていないか
チェックして・・・駆除する。
罪悪感は、全てが終わってからじっくりと引き受けよう。
生きるってことは、そういうことだ。
でも、もうちょっと危機管理して
せめて装備を調えてからにしよっと。