2012/06/18

認知症にターメリック?

認知症にターメリックが効く…かも?という話を小耳にはさんで、そそくさと検索。

ターメリックって、ウコンのことらしい…程度の知識しかなかった私。
『ウコン』といえば、お酒を飲む前に飲むって宣伝されてたよね?なんて。

『ウコン』は植物の名前で、
そこから取れるスパイスを『ターメリック』といい、
ターメリックの中のポリフェノール色素が『クルクミノイド』で、
その中に含まれる物質として『クルクミン』がある。
ウコンに含まれるクルクミノイドは3~6%くらい
クルクミノイドの70-75%がクルクミン

って、ことらしい。

で、その他諸々検索したら、
やっぱりウコン製品やカレー食品のPRの為のページも多くて
食品とかサプリメントとか、買ってくださいネ♪的な感じもなくはないけど
別に宣伝でも、何かの情報が得られれば全然気にしない。

ハウス食品のサイト内にある『カレー再発見フォーラム』(←クリックでとびます)
この中の、第8回の記事に「認知症と食生活の関係を探る」と言うのがあり、
~"もの忘れ外来"臨床医が注目するカレースパイスの可能性~として
金沢大学の山田教授の講演がまとめてあった。PDFはこちら (←クリック)

その他の各フォーラムもなかなか興味深い内容で、
全部まとめのPDFがついてるのでお時間のある方はご覧ください。

↓こちらは、武蔵野大学のサイトから


↓こちらは、多分、サプリメントか何か会社のサイト(?)
http://www.tokai-a-garden.com/sitemap.html
でも、製品紹介は見当たらなかったし、情報記事としてはいろいろまとめてあって、
かなり面白かった。
※各項目、クリックするととびます。
 
こういうのを読んでいると、
認知症だけでなくその他の効果もいろいろありそうで
ターメリック…いいかも知れないなぁと。

で、もとからでっかい缶でわさわさとターメリックを使っていた私は
さらにカレーにドンと投入。 

どのくらいの効果があるかは分からないけど、
もともと、スパイス=漢方薬ってイメージだったので
香辛料も含めて、適量の摂取は身体には悪く無いと思っている。

認知症の母の為のみならず、家族みんなの健康にいいなら、
色々使ってみよう、ターメリック。
でも、どんなものだって摂取のしすぎはよくないよねぇ…
などと思ってたら、こんなのも発見
ウコンの摂り過ぎは禁物。肝臓に負担をかけることがある。
1日の有効摂取量は3~5g(大さじ3/5)である。

ウコンに含まれるクルクミンは脂溶性なので、
油と一緒に使い、加熱することでクルクミンの吸収が良くなる。 
カレーは煮込んだほうがおいしいと言われるが、
ウコンの有効成分が壊れないように30分以内で調理する。

大豆レシチンも肝臓に良い成分であり、
肝臓に溜まった脂肪を取り、毒素で傷ついた膜の修復に効果がある。
ウコンのクルクミンと大豆レシチンの相乗効果で肝 臓の機能をアップし、
体内の毒素を効果的に除去することができる。
カレーの隠し味として豆乳を入れてみると味もまろやかになり、効果抜群である。

まあ、ではでは、我が家に常時備蓄してある豆乳も投入♪
そして、カレーのデザートには豆乳ヨーグルト。
オリゴ糖を入れて、少し甘めにして氷を入れてかき混ぜればラッシーだ(笑) 


◆ウコン 
ウコン属の植物は東南アジアを中心とする熱帯アジアに自生するショウガ科の植物。
通常ウコンといえば Curcuma longa という学名のウコン(別名:秋ウコン)のこと。

◆ウコン(秋ウコン、ターメリック): Curcuma longa
ウコンから取られるターメリックというスパイス(カレーライスの黄色い色素)の中に、クルクミノイド(Curcuminoids)という名前のポリフェノール色素があり、
ウコンには3-6%のクルクミノイドが含まれている。
 
クルクミノイドは複数の化合物で、主要なものとして次の3つの物質がある、
  • クルクミン(curcumin)
  • ジメトキシクルクミン(demethoxycurcumin)
  • ビスジメトキシクルクミン(bisdemethoxycurcumin)
クルクミノイドの70-75%はクルクミン、
15-20%はジメトキシクルクミン、3%がビスジメトキシクルクミン。

ウコンは食用(スパイス、食用色素)として用いられる他病気の治療
(インドの伝統医療)に使われる場合もある。

◆クルクミン:curcumin 
ウコン(秋ウコン)のクルクミノイドのうち最も多く含まれている。
ディフェルロイルメタン(diferuloylmethane)やターメリックイエロー(turmeric yellow) 
としても知られている。分子式ではC21H20O6、分子量は368.39。
純粋な物質ではオレンジイエロー色の結晶粉末で、水に溶けない。
 
◆作用、薬理学
クルクミノイド(クルクミン、ジメトキシクルクミン、ビスジメトキシクルクミン)
抗酸化作用・抗炎症作用・抗ウイルス作用・抗真菌作用・抗コレステロール作用など。
スーパーオキサイドアニオンや過酸化水素といった活性酸素種を除去する。
脂質の過酸化を抑制する。低比重リポタンパク(LDL)の酸化を抑制する。

◆ウィキペディアから 『ウコン』  『クルクミン』