2012/02/12

学びたい事は学ぼう。…シンプルなお話。

私は、昨年からツイッターやブログ等を通じて、沢山の出会いがあった。
ほとんどは最初のコンタクトのきっかけが手作り乳酸菌なので
当然ながら乳酸菌を培養・活用している人達が多い。
みんな真剣で、今、自分達に出来る事を一生懸命模索している。

自分の置かれた状況の中で、最善の努力を積み重ねて、
自分と家族の為に頑張っている人ばかりだ。

小さな子どもさんを抱えたお母さん達、
お孫さんを心配するおじいちゃま・おばあちゃまたち
放射線の影響が不安でも、どこかに移住するあてもなく
その場所にいるしかないご家族達。

様々な状況があって、理由があって、
思うようにならない中で、それでも最善を尽くそうとしている。

安全な地域への移住の為に、老後の蓄えを全部使うしかなかったり
安全な食料を求めて、食材をすべて遠隔地からの宅配便にしたり
守るべき家族のいる人は、皆一様に経済的な打撃を受けている。

因果関係が明らかにされないままに体の不調を訴え
放射線の恐怖を感じながら過ごしている人もいた。

手作り乳酸菌は、先ず、お金がかからない。
安価で、誰にでもできて、すぐに始められる。

色々な材料から自分で乳酸菌を培養して、
豆乳ヨーグルトを作って「食べる・飲む」。
乳酸菌風呂にして「入浴」する。
乳酸菌液を「お掃除」に使う。

・・・書いてしまえば、たったこれだけの事。
不器用な私だって、もう何ヶ月も続けている。

批判する人達も色々いるけれど、
じゃあ、キチンと誰もが納得する形で
その害を立証できるかというと、そんな暇な人もいない。

批判はするし、中傷もするけど、
それが間違っていると立証する義務は無い、と言う人もいる。
ただ、その乳酸菌の話を広げるのが許せないと言う。

それはそれで構わないと思う。
どんな主張もその人の自由だ。

みんな、色んなやり方で不安や恐怖と対峙している。
答えはいずれ出るかもしれない。出ないかもしれない。
でも、『今』に間に合う何かがここにあるなら
自分で選んで、自分で決めるのが普通だと思う。

今年になってからも、ここ数日の間にも、
私は沢山の人の切実な声を聞いた。
この現実を前にしたら、自分の今まで抱いていた危機感すら
何だか甘っちょろいものに思えてしまった。

でも・・・

不安に駆られてパニックを起こす事はない。
徒に他人の不安をかきたてる必要もない。
自分の信じている事を人に押しつける意味はない。

やっぱり、前を見ていくしかない。
自分に出来る事を積み重ねるしかない。
自分の形でやっていくしかない。

人それぞれの価値観があるだろうけど、それを否定はしない。
その人の人生は、その人のもの。
酷い危害を加えられない限り、過剰に反応する事は無い。

今、生きている事と、これからも生きていく事、それが大事。

人間はいろんな面を持っている。
そのうちの一つが良いからといって、その人の全部を肯定する事は無い。
そのうちの一つが悪いからといって、その人の全部を否定する事は無い。

自分が自分で、ちゃんとしていれば、他人に極端に影響される事などないのだ。

「学びたい事は学ぼう」・・・とてもシンプルなお話。